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「おはよーございます！」
「はよざいまーーーす！」
稽古場に着くと、まずはキチンと挨拶をする。
俺の後ろにいたAはいつものテキトーな感じ。何回言っても直さないので、もう無視する事にしている。
「お、2人とも来たか〜」
「はよざいます�霤弔�ん！久々の仕事やから全然オーラないっスね‼」
「ゴラA！お前�霤弔�んに何言うてんねん！！」
Aの失礼な発言にも、�霤弔�んは「なんやなんや〜Aは絶好調やな〜」と笑って許してくれる。
いくら優しい�霤弔�んが許してくれても、先輩に対してはきちんとしとかなアカンねん。
…まあ、Aに注意した後は「シゲはええ子やな〜」って�霤弔�んから褒めてもらえるから、そんなにイヤではないんやけどな
今日は、毎年夏にある舞台の打ち合わせ。稽古場でそれぞれの役割を教えて貰って、台本の読み合わせをするんやけど…
なんや、異様な雰囲気。
いつもよりピリピリしてて、みんなの目線が怖い。非常に不服ではあるが、Aの後ろをついて歩くことにした。
「なに？シゲちゃんは俺と一緒がええの？」
…やっぱ止めようかな。
逃げようとすると長い腕に捕まって、「なんや〜天使ちゃんに眉間のシワは似合わんでー」とグリグリ撫で回された。その腕から逃れようとぎやーぎゃー騒いでいると、少し向こうから先輩達に呼ばれる。淳太くんと照史くんや。
「シゲー。ちょっとこっちおいで」
「はーい！！もぉ！Aは止めぇや！！」
Aから離れて2人の元に向かうと、何だかいつも以上に真剣な表情をしていた。
「へ…？おれ？」
「うん。今回、シゲがメインになるから」
さらっと言われた一言に、"嬉しい"よりも"こわい"と強く思った。
先輩たちが築き上げてきた舞台。その舞台に出るだけでも十分だと思っていた。それこそ、いずれ俺がセンターになって…とは夢見ていたけれど、こんな早くそのチャンスが巡って来るなんて。
意識すると、周りの皆の目が見えなくなった。
どうしよう。
こんなヤツにとか思われてたら、相応しくないとか、思われていたら
→
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一華(プロフ) - つーじさん» コメントありがとうございます。生まれ年間違っています！気が付いてくださって、ありがとうございますm(_ _)m入力ミスでした… 今後ともよろしくお願いいたします。 (2018年5月18日 20時) (
レス) id: 5bd947b7e6 (このIDを非表示/違反報告)
つーじ(プロフ) - こんにちは。いつも楽しく読ませていただいてます。クロくんの生まれ年なのですが、91年生まれならしげより年上だと思いますが…92年表記の間違いでしょうか？ (2018年5月18日 17時) (レス) id: 28ca23d903 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいこ - いえいえ〜これからも頑張ってください！ (2018年5月1日 21時) (レス) id: 85263566b6 (このIDを非表示/違反報告)
一華(プロフ) - ゆいこさん» 誤字ですね…教えていただきありがとうございますm(_ _)m修正いたしました。投稿した本人が気付いていなかったので、教えていただいて助かりました…本当にありがとうございます！ (2018年5月1日 19時) (レス) id: 5bd947b7e6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいこ - これぞ日常のとこの二人とも聞いてても〜という濱ちゃんのセリフってのんちゃんではないですか？ (2018年5月1日 18時) (レス) id: 1cc38d0c8d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：一華 | 作成日時：2016年8月30日 20時
