#13 ページ14
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YUMEKI「A」
「はい。」
YUMEKI「AをＤにしたのは、期待してるからです。ポテンシャルはすごい高いと思う。歌のことはよくわかんないんだけど、僕は上手いと思った。ダンスも出来てはいるけどまだまだ荒いんだよね。Ｄクラスで僕らがちゃんと教えて、それを吸収してくれればもっともっと良くなると思います。頑張って。」
「ありがとうございます。」
「期待を上回れるように頑張ります！」
評価はＤと決して高いものではなかったけれど、私の実力を考えれば納得の結果ではあった。妃那と和とクラスが離れてしまったのが寂しいけど。私は私の場所で頑張ろうと、気持ちを切り替える。
３人でお辞儀をして、ステージを去った。
＿＿＿＿＿＿＿
「泣かないで」
悔しさから思わず涙が溢れてしまう妃那と和。
２人の背にそっと手を添えるA。
レベル分けテストを終えた３人はステージ裏にいた。
和「悔しい」
「うん」
妃那「３人でＡにいけるように頑張ろう」
「うん」
泣いている妃那と和の手を握る。
「私ね、楽しかったよ。２人と一緒に歌って踊って。スーパー楽しかった！」
「悔しいけど、悔しいかもしれんけど、でもなんも終わってない。終わりじゃないよ。こっからじゃん！こっからいっぱい頑張って、どんどん上手くなって、そんで３人でデビューしよう！ね！」
笑顔で語るAの目に、涙はなかった。
妃那「Aと同じグループでよかった、ね。」
和「うん、Aのこと大好きだよ。もちろん妃那のことも。」
「んふ、３人でデビューするぞ〜！」
「「「お〜〜〜！」」」
希望に満ち溢れた３人の声が響き渡った。
そうだ、ここでの評価が全てじゃない。
何も終わってない。
ここから、はじまるんだ。
ユメくんが言ってくれた「期待している」という言葉。
その期待に応えることが、デビューへの一歩になるはず。
「よしっ」
先を歩いている２人の手をとって、レベル分けテストが行われているスタジオへと歩みを進める。その足取りは、スキップをしてしまいそうなほどに軽かった。
レベル分けテストはまだまだ始まったばかり。
Ｄクラスで共に切磋琢磨するであろう仲間は現れるのか。
Aは他のグループのパフォーマンスに心を躍らせながら腰を下ろした。
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ｺｺﾛ(プロフ) - いつも楽しく見てます！私は田中優希ちゃん北里理桜ちゃん推しなのでこの2人との絡みも書いてくれると嬉しいです💖 (4月5日 9時) (
レス) @page23 id: ce977f6184 (このIDを非表示/違反報告)
レナナミル♪(プロフ) - いつも楽しく拝見させていただいてます！私は石井蘭ちゃんと飯田栞月ちゃん推しなので夢主ちゃんと絡ませて欲しいです！！！よろしくお願いします (3月20日 15時) (レス) @page23 id: 147b0d638a (このIDを非表示/違反報告)
みに(プロフ) - いつも楽しく読ませて頂いてます！私のワンピクは石井蘭ちゃんなので主人公ちゃんとの絡みがあったら嬉しいです！これからの更新も心待ちにしてます>_<♡ (3月5日 18時) (レス) id: cd7c74c237 (このIDを非表示/違反報告)
おにぎり(プロフ) - 日プマンネ最高です！！♯1から可愛くて周りにおにぎり飛んでるの可愛すぎます♡ これからも楽しみにしてます！ (2月26日 12時) (レス) id: f12a74fee1 (このIDを非表示/違反報告)
さー(プロフ) - いつも更新ありがとうございます！ニヤニヤしながら読んじゃったり、何回も読み直したりと、もうハマっちゃってます笑お話楽しみにしています！ (2月15日 22時) (レス) @page23 id: 1f3051808d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃむ | 作成日時：2024年1月24日 3時
