裏の１０代目は最強の少女☆ (ページ7)

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初対面での出来事３ページ7

幼いがゆえ、負担がかかりすぎるという予知能力。

9代目「Aちゃん今すぐ、予知能力をやめなさい。・・・だれか止め方を知らないのか？」

スフィア「・・・今まで途中で止めたことはないんです。・・予知能力がでたら最後まで止めるなってボスの命令だったの・・・」

9代目「オルガめ！！自分の娘になんて事を・・・・」

ヴォルガの守護者達はみな黙ってしまった。

クロッカン「幻術で、Aの中に入り込むことはできないですかね？」

全員「へ？！」

クロッカン「だから・・幻術で頭の中の映像を止めるんです。頭の中から意識を目覚めさせるんです。」

全員「あぁ！なるほど！」

トコトコ

パシーン

なにかを叩く音がしたので全員が音の方を振り返った。

「おい！クソチビ！起きろ！！」

9代目「ザ！ザンザス！！」

ザンザスがAの頬を叩いた音だった。

スフィア「なっ！！お嬢様！！」

ダン「おい！！相手は女の子だぞ！」

A「・・・はっ！！・・・・えっ？・・・・」

ザンザスに叩かれ、意識が戻った、Aは頬を押さえ何が起きたのかわかさず、唖然としていた。

ザンザス「・・・・お前・・・・覚えてねぇーのか？」

A「・・・・う、うん・・・・・私、また予知をみたのね・・・・・」

カミュ「お嬢は予知能力中の事は覚えてねぇぜ。だから本人は全く結果をしらねぇ。知るのは聞いた側の人間のみ。だから今回の襲撃の件は本当は知らなかったが、ボスの口から告げられた。だから覚悟ができてたんだ。」

ザンザス「・・おまえ・・・・・・」

A「・・・・えっ・・・と・・・・」

2人とも黙ってしまった。

９代目「・・・Aちゃん体は大丈夫かな？大丈夫なら少し冷めてしまったがご飯でも食べようじゃないか。・・・ねっ」

９代目は、優しい笑みをAに向けながら言った。

A「・・・おじいちゃん。・・うん。大丈夫だよ！ご飯食べる。」

そう言い、椅子に座ろうと、立ち上がろうとしたが、

A「あっ！！」

立ち上がりきれず、床にしゃがみこむAだった。

スフィア「お嬢様！！」

ザンザス「手のかかるヤツだな、オマエ！おら！」

崩れ落ちる寸前で、Aの腕をザンザスが掴んでいた。

A「えっと・・・・」

ザンザス「ザンザスだ！」

９代目「ザンザスは私の息子だ。だから君のお兄ちゃんになるね。」

ザンザス「ザンザスでいい」

A「ザンザスありがとう！」

Aは笑みを浮かべ、お礼をいった。