爆弾が8個 ページ10
シャオロンside
洞窟が立ち並ぶ道。そこには二つの影…
sha「おいゾム…お前…！」
かなり疲れたような表情を見せて、言葉を発したニット帽の彼、トイフェル・シャオロン。その後ろを着いてくるボンベ・ゾムの手の中には無数の爆弾。それを、投げつけられる。
sha「試験の主旨わかっとらんやろ！！」
zm「え？わかってるわかってる。」
そう言いながらも、彼は爆弾を投げる手を止めない。
zm「いやァむっちゃ楽しいなァ…！飛行試験…！！」
sha「さわやかな汗を流すな！！ええ加減にせえや！！俺は一位獲らなアカンってさっきから言って…」
その前に、また爆弾。彼は、洞窟を突き破り、その中に、大の字で寝転んだ。
sha「…あー。やっぱ無理やわ…」
光を見上げながら、彼は呟いた。
sha「(一位…獲りたかってんけどなあ…出来へんもんは…出来へんからな…)」
空と共にいるボンベ・ゾムを見上げながら、また彼は思う。
sha「(俺はきっとこういう星の下に生まれついたんやな。頑張っても報われへん…)」
目蓋が、少しずつ落ちていく。
sha「(もう、ええわ。疲れたし。全部、)」
諦めよ…
.
sha「…なんて言うと思ったか。ボケが！！」
彼は足に力を込めて立ち上がる。
sha「こっから状況ひっくり返して、マジで試験で一位になれたら、そんなん100%注目の的やん。」
彼は、先程までの脅威のような、子供が悪巧みをしているような顔をして…
sha「最ッッ高に美味しいわ！！！」
武者震いをした。そして、上をまた見上げ…
sha「見とれよゾム…今すぐその鼻明かして、格の違い叩き込んだるわ！」
.
彼は、煽るのが得意な狂犬である___
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豆(プロフ) - めっっちゃ今更ながら初コメ失礼します)) めっちゃ面白いし、好みなんですけど！紫音さん天才ですかぁ！ (2021年9月13日 21時) (
レス) id: 93794ffb29 (このIDを非表示/違反報告)
紫音(プロフ) - 神崎さん» ヒドイン…なんかな…？(何も考えずに作ってた人) (2020年10月3日 20時) (レス) id: fc5d3002c4 (このIDを非表示/違反報告)
紫音(プロフ) - レン元瑠偉さん» ご指摘ありがとうございます…！！返信遅くて申し訳ない！！！全部早急に直してきます！！！！！ (2020年10月3日 20時) (レス) id: fc5d3002c4 (このIDを非表示/違反報告)
レン元瑠偉 - パトラではなく、バトラです！僕もパトラっていってました。。。 (2020年8月24日 13時) (レス) id: fa92f30345 (このIDを非表示/違反報告)
神崎 - ヒドイン？ (2020年7月8日 17時) (レス) id: b43c92a71c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫音 | 作成日時：2020年3月1日 9時
