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54 THside ページ8

ヌナが話してくれたのは家族のことだった



ヌナから話してくれたのも嬉しかったし、何よりヌナの夢だったプロになることを止めてまで僕らを撮りたいと思ってくれたことが嬉しかった



流れてくる涙は止まらなかった



you「ジミンさんと一緒ですね」



くすくすと笑うヌナに聞けばジミナに話していたという



なーんで僕が最初じゃないんだろうね



僕が最初だったら良かったのに



なんてねってはぐらかしたけど、ヌナはまた僕の顔を見て笑ってた



『そうだ、せっかく来たんだし少し見てみよ!』



さっきみたいに手を差し出すと今度はすんなりと手を繋いでくれた



_______



どれくらいそこにいたのだろうか



ヌナに写真も沢山撮ってもらった



何とか頼み込んでツーショットも撮れた←家宝にする



『な、なにこの吹雪……』



さっきまでしんしんと降っていた雪は大変貌を遂げ猛吹雪になっていた



you「これで運転は…」



『出来ないね』



仕方なく電車で帰ろうとするも電車も明日の朝まで動かないとのこと



タクシーもバスも走ってない



となると必然的に……



『日本っぽい旅館だね……』



you「、ですね……」



『大丈夫!ちゃんと二部屋取るから!』



「申し訳ありません、突然の吹雪のためご利用される方が多くなっておりまして……
只今残り一部屋となっておりますが、どうされますか?」



you「あ、じゃあ一部屋で大丈夫です」



「かしこまりました
それではご案内しますのであちらの方でお掛けになってお待ち下さい」



you「分かりました」



『えっ、いいの?!』



you「?
大丈夫ですよ、1日泊まるだけですし」





……この人は、危機感というものが備わっているのか?


まあ、それほど信頼されてるってことだよね



裏を返せば男として見られてないってことにもとらえられるけど…



嬉しさの反面ショックを感じつつも浴衣を着たお姉さんに案内された部屋を見て少しだけテンションが上がった




『わぁ、畳!』

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ひなた - 続き楽しみにしてます!これからも頑張って下さい!! (2018年2月5日 15時) (レス) id: 0b9483743a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:CROOKED | 作成日時:2018年1月23日 7時

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