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「……〜!……っ!
……〜ナ!
Aヌナ!!!」
『へっ?!』
目を開けると目の前には綺麗に整った顔
『うわぁ!!!』
ゴチン
座席は少し倒されていた
起き上がると鈍い音とともに頭に激痛が走った
『いっ……っ、テヒョンさん?!
あ、あの!ごめんなさい!!
私寝てた?!え?!
あ、あの、テヒョンさん大丈夫ですか?!
救急車呼びますか?!』
おでこを痛そうに抑えているテヒョンさんは俯いたまま肩を震わせている
やばい
これは、やばい
クビが飛ぶのを覚悟した瞬間、車の中にテヒョンさんの笑い声が響いた
TH「アヒャヒャっ、あーーー面白かったー
っ、ブハッ、クックックッ、ニハハハハッ、」
めっちゃ変な笑い方…
そんなことより!
『まさか嘘ですか?!』
TH「だって、焦ってるヌナ見てたら面白くなっちゃって…www救急車って……wwww」
『はぁ……良かった……
あの、ホントにごめんなさい、おでこ大丈夫ですか?』
TH「ヌナこそ大丈夫?
僕は石頭だからあんまり痛くなかったけど」
『私も石頭なので全然平気です』
TH「……にししっ」
『ふふっ』
それからしばらく車の中で二人で笑ってた
これ外から見たら変な人だよね……
車から降りるといきなりテヒョンさんが
TH「はい」
と言っててを差し出してきた
『?』
TH「手出して!」
『え、手繋ぐんですか?!』
なんか今日テヒョンさんに驚かされてばっかりな気がする
TH「はぐれたら大変だし、手繋いだ方が周りにバレにくい!多分!」
『た、多分って……ww』
TH「いいから繋ぐの!
……はい!じゃあレッツゴー!」
繋がれたテヒョンさんの手はやっぱり男の人の手だった
大きな手は私の手をすっぽりと包んで温もりを与えてくれた
TH「にししっ
恋人みたいだね〜!」
でもやっぱり、
私はこの笑顔から一番温もりをもらっている気がした
_______
しばらくTHsideとAside続きます!
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ひなた - 続き楽しみにしてます!これからも頑張って下さい!! (2018年2月5日 15時) (レス) id: 0b9483743a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:CROOKED | 作成日時:2018年1月23日 7時