Seven Lens 2 【BTS】 (ページ23)

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69『カコ2』ページ23

ある日から突然、ミナムオンニの物がなくなるようになった

犯人はすぐにわかった

勿論私を目の敵にしてる人たち

私だけに意地悪するならまだ良かった

でももう、大切な人が傷付くのは見ていられなかった

オンニには別れる必要なんてないって言われた
オンニは本当に強かった
嫌なことがあっても、大丈夫よ～！なんて笑い飛ばして私に元気をくれた

ベクとも話して、ベクが女の子たちに話をすることで事は解決したと思っていた

それらのほとぼりが冷めてから数ヶ月は何も起きなかった

今までのが嘘みたいに、平凡な生活を送っていた

でも、本当は平凡だと感じていたのは私だけだった

ベクが、私とオンニをいじめてた女とキスしてるとこを見てしまった

もう、何も信じられなかった
捨てられたんだって、オンニに泣きついた

それからはもう風のように時間が流れた

ベクには別れてと言ったら、何で？俺何かした？って聞かれた

キスのことを言ったら
浮気した男がまず最初に言うワード第1位

誤解だ。

その時は殴ってやろうかと思ったけど、もうそんな気力もなかった

丁度交換留学期間も終わりに近づいていた時期だった

オンニのことは空港まで見送りに行ったが、ベクがいつ帰ったかも私はいまだに知らない

知りたくもなかった

オンニは言ってた

MN『A、無理しなくて良いのよ
でもね、もしかしたらほんの少しでもあいつの言ってることが本当かもしれないと思うなら、ベクを信じてあげて？』

その時の私は、信じることなんて出来るはずがなかった

丁度カメラのことで親と揉めた時期と重なり、心はボロボロだった

その時に、腕の黒いバラに誓った

今までの自分から別れられるように、また再生出来るように

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BK「A？

、、カフェの方が良かった？」

泣きそうな声を横にはと思った

私は、あの時から何か変われたのだろうか

カメラの腕が上達しても

私は、昔の私のままなんじゃないか

すると、ベクが突然口を開いた