第七訓 【鬼兵隊】 ページ8
銀時達が吉原で騒いでいるのと同時刻。
鬼兵隊の船の船内もまた、騒がしかった。
？｢晋助様ｧｧｧｧｧ！例の化け狐が目を覚ましたッス！｣
驚く部下なんてお構い無し、鬼兵隊幹部、来島また子が高杉の元へ走っていた。
また子｢晋助様ｧｧｧｧｧ!!｣
バンッ、と音をたて、会議室に飛び込むが中はもぬけの殻。
また子は固まった。
また子｢....晋助様？｣
呆然と立ち尽くすまた子だったが、ハッとして周りを見回した。
？｢また子？何してるでござる？今日は会議無いでござるよ？｣
そして背後から現れた同僚の男、河上万斉の言葉に、更に固まる。
また子｢え、あ、そうッスか。会議ない......じゃなくて！晋助様、どこか知らないッスか!?｣
また子の言葉に万斉は首を傾げ、思い出したように｢あぁ｣と手を打った。
万斉｢晋助なら、例の化け狐の所でござろう。多分、また子と入れ違いになったでござる｣
また子｢.........ぇ......｣
それだけ言って万斉は退屈そうに欠伸をしながら去って行った。
また子｢.......｣
しばらく棒立ちだったまた子は、我に返り、急いで化け狐.....Aの元へ戻った。
A｢全く....手荒なマネするじゃないか晋助｣
鬼兵隊内の、とある部屋で腕に怪我を負ったAと高杉が神妙な空気で話していた。
高杉｢そう怒るなよ。俺ァただAと久し振りに話したかっただけだせ｣
キセルを吹かしながらニヤリと笑う高杉にAは鋭い視線を浴びせた。
A｢だからって、撃たなくてもいいんじゃないかね？全く....｣
諦めたように深いため息を洩らすA。
切な気なその表情に高杉は視線を反らした。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーナンバー
8
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 17人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
三上 奏(プロフ) - ぴーちさん» ぃよっしゃァァァァァァ!!!!ありがとうございますｯｯ!!!! (2013年3月13日 18時) (
レス) id: 5986cc3531 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーち(プロフ) - 三上 奏さん» ありがとうございます！こんな作品で良ければいつでも読んでください＼(^^)／ (2013年3月13日 18時) (携帯から) (レス) id: 7206f09a0f (このIDを非表示/違反報告)
三上 奏(プロフ) - これ凄く面白いです。ありがとうございます。これからも読んでいいですか？ (2013年3月13日 18時) (レス) id: 5986cc3531 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーち(プロフ) - RIN＠love二次元さん» 面白いなんて嬉しいッス！ありがとうございます！ (2013年3月12日 8時) (携帯から) (レス) id: 7206f09a0f (このIDを非表示/違反報告)
ぴーち(プロフ) - miyuさん» 高杉出したので神威くんも…かもしれません＼(^^)／ (2013年3月12日 8時) (携帯から) (レス) id: 7206f09a0f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぴーち@夜兎← | 作成日時：2013年3月8日 22時
