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第六訓 【誰の仕業か】 ページ7

日輪の茶屋を出た月詠はただちに百華を呼び集めた。

百華1「お呼びですか頭」

先頭に立つ百華の女の言葉に、月詠は頷く。

月詠「Aがいなくなった。至急捜し出してくれ」

月詠がそう言った途端、百華達にざわめきが広がった。

百華2「A様が.....普段は遊からお顔を出さないのに.....」

百華3「変な事件に巻き込まれてないといいけどね」

そわそわと落ち着きのない百華の面々を月詠は手で制した。


月詠「静かにしなんし。......あまり信じたくはないが誘拐かもしれん。Aは普段、あの遊郭から出てこないのは知ってるな」

百華達が頷くのを確認し、再び口を開く。

月詠「そんなAが何もない今日、何の理由も無しに遊郭を出ると思うか?」

まるで探偵にでもなったかのように坦々(たんたん)と話す月詠に、百華の面々も次第に引き込まれていった。

月詠「....となると、導き出せる答えは一つしかない。誘拐じゃ」

おぉ.....!頭、さすがです!などと声が上がる中、一人ご満悦な様子の月詠は背後に迫る影に気付いていなかった。

?「おいおい、何だよこの集まり。歓迎されてんのかコノヤロー」

何時間か前に顔を合わせた男....坂田銀時(と、神楽←)が再び吉原に来ていた。

月詠「な、なななな何でぬし等が此処におるのじゃ!」

慌てる月詠に銀時は気だるそうに答えた。

銀時「だから呼ばれたって言ってんだろー。晴太がよー、ウチに電話して来てよー、今すぐ来てくれって」

銀時の言葉に隣のチャイナ娘...もとい神楽がうんうん頷いた。

第七訓 【鬼兵隊】→←第五訓 【消失】


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設定タグ:銀魂 , 妖怪   
作品ジャンル:アニメ
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三上 奏(プロフ) - ぴーちさん» ぃよっしゃァァァァァァ!!!!ありがとうございますッッ!!!! (2013年3月13日 18時) (レス) id: 5986cc3531 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーち(プロフ) - 三上 奏さん» ありがとうございます!こんな作品で良ければいつでも読んでください\(^^)/ (2013年3月13日 18時) (携帯から) (レス) id: 7206f09a0f (このIDを非表示/違反報告)
三上 奏(プロフ) - これ凄く面白いです。ありがとうございます。これからも読んでいいですか? (2013年3月13日 18時) (レス) id: 5986cc3531 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーち(プロフ) - RIN@love二次元さん» 面白いなんて嬉しいッス!ありがとうございます! (2013年3月12日 8時) (携帯から) (レス) id: 7206f09a0f (このIDを非表示/違反報告)
ぴーち(プロフ) - miyuさん» 高杉出したので神威くんも…かもしれません\(^^)/ (2013年3月12日 8時) (携帯から) (レス) id: 7206f09a0f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぴーち@夜兎← | 作成日時:2013年3月8日 22時

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