第五訓 【消失】 ページ6
A「晋助.....?」
黙り込んだままの高杉に違和感を覚えたAが振り返ったと同時に彼女の足に“それ”は巻き付いた。
A「....これは....」
急な事で反応出来ず、足を拘束する糸のようなものを凝視すると、今度は頭に違和感を感じた。
?「動くなッス」
A「......晋助」
頭に突き付けられた“もの”と足を拘束する糸のようなものを交互に見つめ、高杉を睨み付けた。
A「何のつもりだ」
高杉「誤解すんなよ。俺ァお前が欲しいだけだ。安心しな、殺.しはしねェからよ」
クツクツと喉の奥で笑いながらAに背を向ける。
A「待っ――」
待て、と言いかけた瞬間、彼女の頭に押し付けられていた銃で腕を撃たれた。
?「悪く思わないで欲しいッス。これも晋助様の命令ッスから」
?「早く行くでござるよ」
遠退く意識の中で最後に聞いたのは、二人の男女の声だった。
*
日輪「Aがいないというのは本当かい?」
月詠「ああ。すまぬ日輪。わっちが着いていながらこんな....」
完全に日が沈み、白く輝く月が暗い空を照らす。
そんな中、日輪の切り盛りする茶屋に不穏な空気が漂っていた。
日輪「そんなに落ち込むものじゃないよ。それにいなくなったと錯覚しただけかもしれないじゃないか」
日輪が優しく語りかけるが月詠は気が気じゃなかった。
自分がこうしてる間に彼女に何かあったらどうしよう?
そう考えると居ても立ってもいられなくて日輪が止めるのも聞かず、茶屋を飛び出した。
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三上 奏(プロフ) - ぴーちさん» ぃよっしゃァァァァァァ!!!!ありがとうございますッッ!!!! (2013年3月13日 18時) (レス) id: 5986cc3531 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーち(プロフ) - 三上 奏さん» ありがとうございます!こんな作品で良ければいつでも読んでください\(^^)/ (2013年3月13日 18時) (携帯から) (レス) id: 7206f09a0f (このIDを非表示/違反報告)
三上 奏(プロフ) - これ凄く面白いです。ありがとうございます。これからも読んでいいですか? (2013年3月13日 18時) (レス) id: 5986cc3531 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーち(プロフ) - RIN@love二次元さん» 面白いなんて嬉しいッス!ありがとうございます! (2013年3月12日 8時) (携帯から) (レス) id: 7206f09a0f (このIDを非表示/違反報告)
ぴーち(プロフ) - miyuさん» 高杉出したので神威くんも…かもしれません\(^^)/ (2013年3月12日 8時) (携帯から) (レス) id: 7206f09a0f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぴーち@夜兎← | 作成日時:2013年3月8日 22時