第二十訓 【敵】 ページ21
ﾄﾞｫｫｫｫｫﾝ!!
吉原中に響いたであろう爆音とともに、ある遊郭から砂埃が舞い上がった。
遊女や男達が驚いたように振り返る。
そんな中、深く笠を被り、顔を隠した男が口元に笑みを浮かべていた。
*
銀時｢高杉ｨｨｨｨｨ!!｣
俺は襖がブッ壊れるのも気にせず、客の待つとかいう部屋に突っ走った。
銀時｢A返せｪｪｪ!!｣
最後の襖をブチ破った先には....
奴がいた。
奴、と言っても俺の探してた高杉ではなく。
？｢やっと来たでござるな。待ちくたびれたでござるよ｣
そこにいたのはサングラスをかけ、三味線を弾く男.....高杉ンとこの....。
万斉｢河上万斉。真選組の件では世話になったな｣
コイツも俺にとっちゃあトンデモな奴だが、今はコイツの相手をしてる暇はない。
銀時｢....俺ァ、テメーの相手してる暇なんかねェんだよ。アイツはどうした。高杉｣
木刀を持ち直し、目の前のグラサン野郎にだけ集中する。
万斉｢あぁ.....そう焦る必要はないでござるよ。晋助は今、忙しいでござる｣
それに、と続けながら三味線を弾く手を止めた。
万斉｢今日は戦いに来た訳じゃないでござる。白夜叉、貴様の足止めをしに来ただけだ｣
銀時｢語尾ｨｨｨｨｨ！｣
無償に苛つき、思わず木刀を振り上げると手首に糸のようなものが巻き付いた。
....真選組の件でもやられた、アレだ。
万斉｢学習能力のない奴でござるなぁ.....。拙者は晋助の元へ貴様を行かせないよう言われただけなんでござるよ｣
銀時｢.....くそｯ....！｣
手首に巻き付く糸がもう片方の手、更には両足を拘束。
俺の自由は完全に奪われた。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
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三上 奏(プロフ) - ぴーちさん» ぃよっしゃァァァァァァ!!!!ありがとうございますｯｯ!!!! (2013年3月13日 18時) (
レス) id: 5986cc3531 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーち(プロフ) - 三上 奏さん» ありがとうございます！こんな作品で良ければいつでも読んでください＼(^^)／ (2013年3月13日 18時) (携帯から) (レス) id: 7206f09a0f (このIDを非表示/違反報告)
三上 奏(プロフ) - これ凄く面白いです。ありがとうございます。これからも読んでいいですか？ (2013年3月13日 18時) (レス) id: 5986cc3531 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーち(プロフ) - RIN＠love二次元さん» 面白いなんて嬉しいッス！ありがとうございます！ (2013年3月12日 8時) (携帯から) (レス) id: 7206f09a0f (このIDを非表示/違反報告)
ぴーち(プロフ) - miyuさん» 高杉出したので神威くんも…かもしれません＼(^^)／ (2013年3月12日 8時) (携帯から) (レス) id: 7206f09a0f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴーち@夜兎← | 作成日時：2013年3月8日 22時
