第十八訓 【昔話7】 ページ19
銀時｢何処.....？誰もいねぇのか....？｣
薄暗さが続く廊下を進みながらそっと見回す。
その時、何処からか銀時の名前を呼ぶ声が聞こえた。
銀時｢A!?｣
声のした方へ駆け出し、襖を開く。
A｢銀時？｣
襖の奥には傷を手当てするAの姿があった。
銀時｢良かった.....！A！......あの.....高杉とヅラは.....？｣
腕に包帯を巻くAをそっと揺すると、Aは俯いた。
A｢すまない。.....あの二人が何処にいるのか分からない。.....松陽も....｣
包帯を巻く手を止め、泣きそうな銀時の頬を撫でた。
A｢本当にすまない。私はやはり厄を呼ぶ妖怪なのだな.....。だからあまり銀時達の側にいたくはなかったのだが.....｣
申し訳ない。
プライドの高いAが、たじろく銀時に頭を下げた。
銀時｢べ、別に怒ってなんかねぇよ！だから謝んな！な？顔上げろって.....｣
言いながらAの肩を揺する銀時の目には涙が滲んでいた。
―――――――――――――――――
―――――――
A｢まぁ、こんなものかね｣
ぷかぷかとキセルを吹かしながら神威を見やった。
神威｢んー.....そぉなんだ。あんま面白くなかったナ｣
ふんふん、と鼻歌を歌いながら神威は笑った。
神威｢よくある話ってカンジだよネ。やっぱり人間はつまらないな｣
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三上 奏(プロフ) - ぴーちさん» ぃよっしゃァァァァァァ!!!!ありがとうございますｯｯ!!!! (2013年3月13日 18時) (
レス) id: 5986cc3531 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーち(プロフ) - 三上 奏さん» ありがとうございます！こんな作品で良ければいつでも読んでください＼(^^)／ (2013年3月13日 18時) (携帯から) (レス) id: 7206f09a0f (このIDを非表示/違反報告)
三上 奏(プロフ) - これ凄く面白いです。ありがとうございます。これからも読んでいいですか？ (2013年3月13日 18時) (レス) id: 5986cc3531 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーち(プロフ) - RIN＠love二次元さん» 面白いなんて嬉しいッス！ありがとうございます！ (2013年3月12日 8時) (携帯から) (レス) id: 7206f09a0f (このIDを非表示/違反報告)
ぴーち(プロフ) - miyuさん» 高杉出したので神威くんも…かもしれません＼(^^)／ (2013年3月12日 8時) (携帯から) (レス) id: 7206f09a0f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴーち@夜兎← | 作成日時：2013年3月8日 22時
