魔界からの訪問者【妖怪ウォッチシャドウサイド】

三十七話　女子って怖い ページ41

A『ねえ、＿＿、遊ぼ！」







？「ああ、いいぜ！」(o^―^o)ﾆｺ








母「いけません、妖怪と遊ぶなんて」








A『いいでしょ、それぐらい』









母「あなたは魔族の子、妖怪や人間とは違うのですよ」








A『別に種族なんて関係ない、仲良く暮らしたいの。そう＿＿＿が言ってたよ？』







母「そんなの関係ありません！！あなたは次の跡取りなんだから魔族らしくしていなさい！さもないと＿＿＿がどうなっても知らないわよ！！」









A『やめて！そんなことしないで！！どうしてそんなに人間と妖怪を嫌うの！？』









母「あのね、A。あなたたちと妖怪は親交が深いわ。でもね、種族が違うの。一緒に暮らすのは無理なのよ。そもそも寿命が違うし、力も違う、危険なの」









A『じゃあ、なんで人間はいけないの？』








母「人間はね。とても愚かな生き物よ。憎しみ合いたがいを傷付けあう。争いの歴史しかないの。輝きのある私達とは大きく違う。今じゃ、妖魔界や魔界にもその嫌な雰囲気が流れ込んできてるわ。だから人間界との関わりを封じなきゃいけないのよ。わかる？これが私たちのため。妖怪、人間たちのためになるのよ」









A『でも、人間界にも行きたいし、＿＿＿にも会いたいよ。学校の友達にも会いたい！』









母「それと学校は転校よ。早く準備しなさいね」








A『そ、そんな…！』







イヤァァァァァァ…









A『はっ！？』









小さいころの夢見てた…。









いつの間にか私は冷や汗をかき、だいぶ息も荒れていた。









A『もう学校に行かなきゃ…』









私は急いで朝ごはんを済ませ、身支度を整え、学校へ向かった。









ナ「おはよー！」









A『おはよ』









女「ねえ、Aちゃぁ〜ん、ちょっとぉ、来てくれるぅ〜？」









A『いいですけど…』









うわ。よく少女漫画にあるパターンじゃん。









女「お前生意気なんだよ」









やっぱり☆








女「ちょっと可愛くて目立つからって、ハルヤ様やトウマ様に近づくなんて最低！」








私が可愛いっていてくれてありがとう☆←超ポジティブ









ていうか、ハルヤやトウマ君のこと様付けするんだ。









女子って怖〜←女子









女「あんたにはお仕置きしないとねぇ…」

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