killing night 86 ページ39
「どこや、どこ…、Aはどこにおるん…！」
どこを探してもAの姿はなかった。
「Aの今日の仕事の場所すらもいないなんて…」
「お前、Aのスマホハッキングしたのか。」
「Aのことやったらどんな汚いことでもしますよ。」
センラは静かに言い放った。
それと同時にセンラが見せてきたのはAの仕事のメールの内容。
「は…？なんだこれ。」
明らかにうらたさんが怒る低い声が聞こえる。
【u.s.s.sの命は…黙って来るように…】
高笑いしながら精神を逆なでされているような気分だった。
「Aが黙って出て行ったのも、あんなこと言ったのも全部僕らの為やったってことですよ。ほんま…胸糞悪い。」
普段滅多に怒りを露わにしないセンラだがこの時ばかりは目の色も変わり雰囲気すらも別人になっていた。
それはu.s.s.sみんながそうだろう。
Aが今の俺たちを見たら驚くだろう。
「あとは…あとはないんか、Aが行きそうな所。」
「センラ、GPSは？」
一般人が聞けば恐ろしい言葉だが今は言葉を選んでいる余裕などない。
Aのことしか考えられないのだ。
「無理です。恐らくAはスマホをどっかに捨ててます。」
俺たちは必死に考えた。
Aが行きそうな場所、Aが好きな場所。
Aとの会話を頑張って掘り起こす。
��先生が…��
��先生の…��
「廃、ビル…？」
頭をぐっと下げて考えこんでいたセンラがばっと顔を上げる。
「それや！そこしかあらへん！Aはなんかあった時は必ずあの廃ビルに行くんや！」
「急いで行くぞ！」
かつてこんなにu.s.s.sを焦らせたターゲットはいただろうか。
いや、いない。
命がけで守りたい女。
もう、高望みはしない。だから、生きろA。
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霧雲 - 推しのうらたんと・・・？っっは！体が透けている・・・？・・いい人生だった・・・！ (2021年8月8日 23時) (
レス) id: 85272682ce (このIDを非表示/違反報告)
フラン(プロフ) - 完結おめでとうございます！とても面白かったです！ (2018年12月21日 2時) (レス) id: 24d7937625 (このIDを非表示/違反報告)
緑のさくら(プロフ) - 終わってしまったああぁぁ！！！！すっごく楽しく読ませて頂きました！表現力が高くて、透明感がある表し方で、もう何から何まで全部好きでした！！表現を学ぶのにとても勉強になりましたね！wお疲れ様でした！ (2018年12月21日 0時) (レス) id: cc75d0bcae (このIDを非表示/違反報告)
うめた。(プロフ) - 相原宙さん» 誤字でした！ご指摘ありがとうございます！ (2018年12月8日 1時) (レス) id: 6ac6c419a5 (このIDを非表示/違反報告)
相原宙(プロフ) - 74の大切って言った後なんですけど、｢うらたの私への大変｣って｢うらたの私への大切｣ですか？ (2018年12月7日 22時) (レス) id: bc22572701 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うめた。
| 作成日時：2018年11月15日 17時
