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killing night 45 ページ46

いつまでもうらさんと繋がれていた手が嫌で、でもAは呼べば俺を見てくれるって知っていた。

『ん?坂田?』

Aの後ろから腹辺りをぎゅーっとする。
Aはいつもの可愛い顔でどうしたの?と聞いてくる。
俺自身を見てはくれる。でも男としてはきっとみてくれてない。
せめてうらさんと繋がれた手を離したくて抱きついた。
狙い通りうらさんと繋がれていた手は離されたけれど離された時うらさんは少しムッとした顔をした。

「なんも…」

理由は言いたくないけれど離れたくない。少しでいいからAを独占していたい。

「坂田、俺もAに触りたい。」

「まーしーはあかんー!」

「まーしー絶対変なことするんやねんもん!」

「せぇへん!」

4人とも下心なしにはAと接せないくらいAのことが好きなのは普段の生活を見ていれば承知せざるおえないのだが、まーしーはその中でも隠しきれない下心が丸見えなのだ。

『志麻は変なことをするの?』

「せやで!だからまーしーには近づいちゃあかんねん!」

『変なことって?』

変なことと言われればあんなことやそんなこと。
Aが今まで誰にも見せたことないところを見せるとかそういうこと。

それをまーしーに見せるとか、考えただけで嫌だ。

「それは……言えん…」

「安心しろ坂田。おまえが思うようなことはしねーよ。」

考えただけで恥ずかしくなっている俺を横目にまーしーは茶化してきた。


「うるさーーい!いいからAにあんまりベタベタせんとってー!!」

君の気持ちが俺には来ないことを知っているから。
今この瞬間だって君は俺じゃないあの人を見ているから。
だったらせめて今この瞬間だけでも君を独占するくらいのことなら許されるだろう。

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神楽 - いいですね〜!!もっとイチャついてほしいっす←更新頑張って下さい! (2018年11月4日 2時) (レス) id: b691fd4806 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:うめた。 | 作成日時:2018年10月22日 22時

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