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killing night 46 ページ47

一度Aがじっと外を見つめていたことがあった。
そこにはいつもの優しげなAではなく殺し屋の顔のAがいた。

矛先はごく一般人。主にu.s.s.sに恨みを持つ集団のデモを見たのだろう。
僕たちは殺し屋。何も知らない者たちにはよくない目をされて当然だ。

Aは極端に優しいのだ。
Aは普段は優しくてぼんやりしていて放っておくと知らない誰かに連れ去られてしまいそうだ。でも殺し屋としてのAには抜け目はない。きっと足が完全に治ったら僕らでも手に負えない殺し屋としての姿を見せるだろう。

「A、あんなのにAの目を曇らせる必要ないですよ。」

僕がポンと肩に手を置けばAはいつものAに戻る。
この子はきっと志麻くんとおんなじようなタイプ。

自分が信頼をする相手には殺気立ったりする姿を見せたくないのだ。

『うん、ありがとう。』

そうやって笑うのだ。

Aの足がもうずっと治らなければいいのにと願う僕はきっと最低なのだと思う。

Aの足が治らなければAはいつまでも僕たちのところにいてくれる。

勝手で浅はかな子供みたいな考え。
でも仕方ない。好きになってしまったのだ。
今まで見た誰よりも美しくて愛おしい。

殺したく、殺されたい程に。

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神楽 - いいですね〜!!もっとイチャついてほしいっす←更新頑張って下さい! (2018年11月4日 2時) (レス) id: b691fd4806 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:うめた。 | 作成日時:2018年10月22日 22時

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