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killing night 26 ページ27

坂田とひとしきり話を終えてから坂田は少し眠いと言って自分の部屋へ戻っていった。

私はなんだかさっきの坂田を思い出して胸が詰まったようにいっぱいになった。

なんだか部屋でじっとしていられず、部屋を出て船の上まで行き、外の空気を吸った。


「雨降ってんで。」

いつもよりも優しい声で後ろにいたのは綺麗な紫色の髪の揺れる志麻だった。

『平気だよ。』

「坂田と、何話とったん。」

『…………坂田の、こと。』

なんだから泣きそうになって言葉が詰まる。
坂田はただ純粋だっただけなのにどうしてこんなに泣きそうになるのだろうか。

「あいつも、俺らも特殊でイかれてるからな。どんな基準であの人がu.s.s.sを作ったかは知らんけどあいつは多分まだマシだと思うで。」

俺の話も聞いてくれる?といい私は静かに頷いた。
きっとあの4人も何かを抱えてここにいるんだ、沢山の色んな経緯があって今があるんだろう。

「俺は、元々イギリスの裏社会の死 刑断罪人やった。表だってる職じゃねぇから、あんまり知られてないけどな。最初は、やりたくなんてなかった、警官になりたくてその勉強をしてたのにいつのまにかそんな立ち位置にいた。」

「初めて死 刑の奴を殺した時、なんか無性にスッキリした、むしろ気持ちよかった。それから仕事が待ち遠しくなってた。<断罪違犯事件>って知ってるか?」

『知らない、かな。』

「死 刑断罪人が死刑でもない奴を殺したって言う事件。あの犯人は、俺だよ。日が増すたびに人を殺したい衝動が抑えられなくなっていった。」

ただの一般人が聞けば怖く怯えていくのだろう、でも私は静かに聞いた。
その時の志麻の声はどんな時よりも優しい声をしていた気がしたから。

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神楽 - いいですね〜!!もっとイチャついてほしいっす←更新頑張って下さい! (2018年11月4日 2時) (レス) id: b691fd4806 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:うめた。 | 作成日時:2018年10月22日 22時

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