焦り ページ10
SIDE YOU
今日は私の一番お気に入りの小説が更新されてた
この話は天月とのいちゃいちゃが特に多くて好き
《天月は愛してると言いながらそっと彼女を抱きしめる》
こんなのに惹かれるなんてちょろいと思われるかもしれない
そう、元々私はちょろいんだ
しかも翔太はこんなのしないからなおさらいちゃいちゃした話を好きになる
次の話に移ろうとした時
後ろから誰かに抱きしめられる
『えっ........⁉』
それが翔太だとはすぐわかった
自分がずっと望んできたことではあったけど突然のことで驚き私はスマホを手から離してしまった
翔太の目線がスマホに行く
『見ちゃだめっ‼』
こんなのみてる彼女なんて思われたら失望されて捨てられる........
天「A、これ読んでたの❓」
もう、手遅れだった
楽しかった翔太との思い出を考えると今でも涙が溢れてきそうだ
『..........引いたよね、自分の彼女が自分の夢小説読んでるなんて』
ああ、これが翔太との最後の会話になるのかな......なんて
天「違うよ、嫉妬した」
翔太の突然の言葉に目が点になりそうだった
天「俺よりそっちがいいの........❓」
一点に私を見つめて問いかける翔太
かわ.....いい.....
かっこいい彼を求めていたはずなのになぜかときめいてしまっている自分がいた
えーーーいもうこうなったらやけくそじゃーーーーーい
『だって.......翔太はこんなこと言ってくれないし、甘やかしてくれないし、甘えてもくれないし、一緒に寝ることもしてくれないんだもん........』
言っちゃった......言っちゃったよ〜〜
寿命半分くらい縮まった.......
天「こういうことされたかったの❓」
ああ、そうさ。
だからこんな小説読んでるんだよ‼
翔太は私と顔を合わせキスをした
これを待っていたし、初めてやるわけじゃないのに無駄な緊張感と恥ずかしくなった
これからどう生活していこうかと考えていた
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乘肄 - えんだぁぁいやぁぁで爆笑しましたwwwこれからも応援してます！ (2020年5月28日 19時) (
レス) id: 07acb83777 (このIDを非表示/違反報告)
あほの子 - すっごく面白かったです！終わっちゃったけど他の作品も楽しみにしてます！ (2018年8月10日 0時) (レス) id: 6cd14c445e (このIDを非表示/違反報告)
NZM(プロフ) - 終わってしまった…とーってもいい話でした！ (2018年6月4日 22時) (レス) id: 13f970b2f4 (このIDを非表示/違反報告)
音子(プロフ) - ひよこのあしさん» いえいえ、お役に立てて何よりです！ (2018年6月3日 22時) (レス) id: e291775004 (このIDを非表示/違反報告)
ひよこのあし(プロフ) - 音子さん» 誤字でした。ご指摘ありがとうございます。 (2018年6月3日 16時) (レス) id: 6ac6c419a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うめた。 x他1人 | 作成日時：2018年2月15日 17時
