占ツク読んでたら彼氏に見られてました【天月】

プロポーズ ページ24

side amatuki



昨日からAの様子が少しおかしいと思った





ほんとは昨日のうちから聞いておきたかったけどみんなもいたから聞けなかった





プロポーズしたのは…なんでだろう






元々するつもりはあったけど指輪もまだ買ってない状態でプロポーズしたのは自分でもよくわからなかった





久しぶりにAの弱い所を見たからかもしれない




ただこの子のことを一生かけて支えて、守って、隣を歩きたいと思えた





愛しいなって





思ったんだ








天「A指輪買いに行こ」





『えっ、今日！？』



天「今日。坂田たちをそろそろ黙らせるために」




『嫉妬してくれてた？』




天「当たり前でしょ」




天「Aがあの夢小説嬉しそうに読んでたときも嫉妬したんだから」




『アッ、それはもうワスレテホシイナ…』





よし、一生使っていこう



『はい、じゃあはやくご飯食べるよ！』





天「そうだね」




『指輪は私が選んでいいんでしょ？』





天「えーーっ」




『問答無用っ！指輪なしにプロポーズしてくる人が悪いんですーー、文句言うならさかたんの所行っちゃうぞ』





天「人殺しにはなりたくないからね、それは勘弁」




『え、それってさかたんを殺…』





天「ん？」




『(怖)』



なんだかんだでいつも笑ってくれるAを好きになれてよかったと心から思う

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