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静稀「じゃあ、八千代は俺の部屋にいるから一緒に行くか?」
うぅ・・・断る理由が見つからないし・・・
小紅「はい。お願いします。」
歩いていると静稀さんが突然、私に質問をしてきた。
静稀「なぁ。」
小紅「はい、なんですか?」
静稀「・・・いや、なんでもない。」
え・・・、何か気になるんだけど・・・
小紅「え、言ってくださいよ。」
静稀「いい。」
静稀さんを説得しようと、静稀さんを見ながら歩いていたら
段差に躓いて顔からこけた。
静稀「!?大丈夫か?」
痛たたた・・・
鼻、思いっきり床で打っちゃった。
小紅「あ、はい・・・。」
起き上がると、なぜか静稀さんの顔が真っ青になっていた。
小紅「あの・・・どうかしましたか?」
不思議に思い説明してもらおうと思ったら、静稀さんが何も言わずに
私の手を握って、走りだした。
小紅「あ、あの・・・!」
ようやく、静稀さんが止まった場所を見ると
そこは玄さんの部屋の前だった。
静稀さんはドアをノックした。
静稀「静稀だ。入っていいか?」
玄「良いですよ?」
返事を聞いて玄さんの部屋に入った。
あれ・・・なんで、入ってるんだろう・・・
疑問に思いながら玄さんを見てみると、驚いた顔をしていた。
玄「珍しい組み合わせですね。
何もしてないだろうな、静稀?」
静稀「してない。」
2人で何を言ってるんだろう・・・
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青葉と美倉(プロフ) - ミコトさん» ありがとうございます!嬉しいです! by美倉 (2015年3月27日 19時) (レス) id: f21109d26b (このIDを非表示/違反報告)
ミコト(プロフ) - 凄く面白いです!!更新楽しみにしてます!!(≧∀≦) (2015年3月26日 23時) (レス) id: 24a28e4413 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:青葉と美倉 | 作成日時:2014年4月16日 19時