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9 <瑠河> ページ10

狐「じゃあ、続きの話をしていい?」

昴「ああ、依頼の話か。にしても飛鳥、よく依頼なんて引き受けたな。弱いくせに。こんな遠くまで。」

飛「う、うるさい!」

瀬(さっき、槍投げられたのに・・・。あのお兄さん、慣れちゃってる。)

狐「依頼の話は、あれで終わりだよ。次からは、僕の話。」

和『ああ〜、そういえば、狐丗は、人間と妖怪のハーフなんだっけ。あれ?瀬は?』

瀬「俺は人間。狐丗とは腹違いの兄弟。じゃなきゃ陰陽師なんてやってないよ?そんなこともわかんないの?妖精・和沙さん?」

和『和沙<わさ>じゃなくて、和抄<わしょう>!!・・っていうか妖精じゃあ、違う生物になっちゃってる・・・。そして、うざい。昴、やっぱ、こいつ殺っちゃおう?』

昴「我慢しろ。また、槍飛んでくるぞ。あいつの。」

昴が、ちらりと見ると・・・、
飛鳥が、槍を軽く構えていた。

飛「よくわかってるじゃない♪」

和『飛鳥〜。槍、そういう使い方しちゃダメだよ。槍が可哀想だよ?麟が泣くよ。』

飛「大丈夫!許可とってあるから!!」

和『そこで、そんなに目をキラキラさせないで!!』

狐「(おいてかれてる〜。)お〜い。話、戻していい?」

狐丗の声にパッと飛鳥と和抄は、振り向き、

飛・和「『どうぞ。』」

と、言った。
そして狐丗が話を始める。

狐「僕の親は、お母さんが妖怪なんだ。そして、お父さんが人間。」

瀬「そのお父さんってのが、陰陽師。俺の親でもあるってわけ。わかった?」

和『モノズキなんだね。瀬の父親も。』

瀬「何?ひどくない?その冷たい視線と、その感情のない言い方。」

和『瀬の言ってたこと一緒だけどなんか悪い?』

和抄と瀬が喧嘩を始めた。
それを気にせず、狐丗が話す。

狐「依頼したときに言った両親っていうのは、僕の養父と養母で・・・、」

狐丗の話を聞いていると、昴は眼帯をあてた目に熱を感じた。微かに赤く光る。

昴「・・・大きい奴来たみたいだな。」

狐「来たって?」

話しをやめて狐丗が訊く。
昴は、立ち上がりながら言った。

昴「“妖”だ。」

すると、

ギギキー!

奇妙な声と音がした。





遅くなってすみません!
瑠河です!
はい、結局狐丗君のことみんな聞いてないよね。話進んでないし。
飛鳥ちゃんってこんな黒かったっけ?ま、いっか。
こんな作者でごめんなさい!
次は岩埼です!!

10 こいつの説明を短くするぜよ<岩埼譲>→←8 <水憐>


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設定タグ:瑠河 , 水憐 , 岩埼譲   
作品ジャンル:ファンタジー, オリジナル作品
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胡麻(プロフ) - なる (2012年9月24日 20時) (レス) id: afb61e7265 (このIDを非表示/違反報告)
胡麻(プロフ) - やっぱ水燐はスゲーな。あそこから繋げるとは! (2012年9月23日 14時) (レス) id: afb61e7265 (このIDを非表示/違反報告)
胡麻(プロフ) - 今…………見て来たんだが、何なんだあれは……(^言^) (2012年9月16日 23時) (レス) id: afb61e7265 (このIDを非表示/違反報告)
胡麻(プロフ) - あ〜……作品、見てなかったわ。見てみるなー (2012年9月16日 23時) (レス) id: afb61e7265 (このIDを非表示/違反報告)
瑠河 - そろそろ、コメント欄を消そうと思うんだけど、どう…?たぶん、蓮さん、ドイツに戻ったんじゃないかな?そんな気がするんだけど…。 (2012年9月16日 23時) (レス) id: 05926b04ec (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:コラボ☆リア友 x他1人 | 作者ホームページ:http  
作成日時:2011年9月12日 19時

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