跡部様の双子の妹 (ページ40)

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お話し（39）ページ40

あの、亜久津君？
亜久津「お前、合宿の間俺から離れるな。」
あ、あの。
亜久津「俺が見てねえと、お前また危ないことやるだろ。」
分かんないけど。
亜久津「俺のそばにいろ、守ってやるからよ。」
私がそばにいて、迷惑じゃあないの？
亜久津「迷惑と思ってたら、そばにいろって言わないだろうが。」

亜久津君。私、亜久津君のそばにいたい。
亜久津「ふん、離れるんじゃあねえぞ。」
優しいよね、亜久津君。私の事、気にかけてくれるし。
亜久津「俺が、お前に優しくする理由分かるか。」
分からない？
亜久津「その内、教えてやる。」
ねえ、亜久津君。
亜久津「何だ。」
今から、一緒にお昼寝しない？
亜久津「勝手にしてろ。」
いい場所見つけたの。亜久津君、行こう。

(昼寝する場所につく)
ここね、木陰があっていい風吹いてて気持ちいんだ。
亜久津「そうかよ。」
さあ、亜久津君。ここにどうぞ。
(そう言って、膝をトントンする)
亜久津「テメー、何考えてやがる。」
何って、膝枕。
亜久津「他の奴がいるのに、何考えてる。」
別に、関係ないと思ったのにな。亜久津君は、何だったら一緒にお昼寝してくれるの？
亜久津「お前、こっちに来い。」
うん。
亜久津「逃げるなよ。」

(そう言って、吹雪を自分の足の間に座らせ吹雪を抱き寄せる)
あ、あの亜久津君。
亜久津「何だ。」
近いです、顔が。
亜久津「これで、昼寝ができるな。」
恥ずかしいけど、亜久津君暖かい(ニコ)
亜久津「他の奴に見せじめにもなるか。お前は、俺のだ。吹雪。」
うん？何か言ったの？
亜久津「何でもねぇ。」
暖かい………ウトウトしてきた。夕食まで、時間あるからな。

亜久津「寝そうだな。」
ふふ、亜久津君。
亜久津「マヌケな顔してるな。」
眠い、亜久津君も一緒に寝れる。亜久津君。
亜久津「何だ、吹雪。」
ふふ、大好き(ニコ)
亜久津「………寝やがった。ふん、面白いなお前は。お前は、誰にも渡さない。」