クリーパーとエンダーマン (ページ31)

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19話ページ31

A視点(１週間後)

なんか、警察の人から呼び出し食らった。
まあ、何でか検討は着くけど
警察「入ってください」
『はーい』
さ～て、何言われんかな？

警察「まず、一つ謝罪を。人を信じられない中、呼び出してしまい、申し訳ありません」
え？
『い、いえいえ。流石に警察は信じますし、それに、いい人が居るのも知ってるんで。………少し怖いけど』

まあ、警察は嘘付かないっしょ
警察「まず、貴方と容疑者との関係性ですが」
『いえ、何もありません！』
女の人との関わり、友達しかないし。あと96姉。
警察「いえ、残念ながら、あるんです。」
……へ？

『それって、どういう……』
警察「えー、容疑者は一度、性転換して女性になっています。ですので、実際は男性という様になります」
『ち、ちなみに、その人の名前は？』
警察「笠原翔貴(ｶｻﾊﾗｼｮｳｷ)です」

……嘘。元彼じゃん…
警察「笠原とは高校時代、付き合っていましたよね？」
『は、はい……なんで、アイツが……？』
警察「Aさんは、高校から現在まで歌い手をなさっています。Aさんが笠原に別れを告げた後、歌い手名である、リウさんの存在に気づいたらしく、声を聞いた途端、すぐ貴女だと気づき、同時に貴女に振られた事による殺意が湧いたと言っていました」

嘘でしょ？そんな事で、
『なんで、性転換をしたんですか？』
警察「女性になれば、人に余り興味がない貴女なら誰だか分からないと思った、と」
すご、見抜かれた

『つまり、お……私が殺されそうになったのって…』
警察「ただの八つ当たりです」

くっそしょーもない。
俺がヤバい時、望お前の事殺そうとしたんだぞ翔貴

警察「それで、笠原が貴女と話があると」
『いや、断って下さい。あんな奴と二度と話したく無いと言って』

警察「……分かりました。本日はありがとうございました。外までお連れします」
『ありがとうございます』
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zm「……！A！」(抱きつく)
『望……』
警察「では、」
『はい、ありがとうございました』

zm「で、犯人との関わりは？」
『……性転換した元彼』
zm「そうか……ﾁｯ…やっぱ殺っときゃあ良かった」
『俺は望が犯罪者になんのやだよ』
でも、望いなかったら、死んでたよな
『……ありがと(ﾎﾞｿ)』
zm「！…いーえ。無事で良かった」