君は、恋人ちゃん。 (ページ34)

今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:44,289 hit

34 ページ34

とんだ大爆弾を投げてきた彼にそこにいる全員の視線が俺に向かうから「・・・大変申し訳ありませんでした」と謝ると彼は眉を垂らして「別にいいんだけどね？過去なので」と笑った。

翔「お前どうしようもねぇな！」

美「(苦笑)」

あん時はちゃんと好きだったから許してくれ・・・。

健「そんなこんなで俺とリリも8ヶ月付き合ってるんだよな」

謙「どう？いつまで付き合う？」

健「ん？(笑)いつまでだろうね」

風「一応言っておくけど・・・大事にしろよ？」

佑「お兄ちゃん(笑)」

健「ふふ(笑)今や顔見てるだけで全部許しちゃいそうなくらいだから、そこんとこは安心して」

大「健人はリリと付き合ってからどんどん丸くなってるよ」

健「そう？(笑)まぁ、前みたいには出来ないよね？ずっと可愛がっちゃう。・・・あ、本人には内緒でお願い(笑)」

樹「やっぱみんなお花畑だな」

謙「彼女に甘すぎでしょ」

美「お前が言うなよ」

佑「一番お花畑ですから」

謙「ふふ、いいんだよ俺は。結婚まできちゃったし？」

樹「いや～早かったね？」

風「まず出会って1ヶ月もしないで付き合ったし」

大「あれって地味に1年ちょっと前くらいなのか」

風「まぁハルちゃんが結婚したがってたよね、ずっと」

謙「俺が最初に言っちゃったしね、結婚する気があるって」

樹「その後は結構濁してたけどね」

風「俺なんか死ぬほど『謙ちゃん本当に結婚する気あるのかな！？」って相談されたし。付き合ってまだ3ヶ月だぞ？って思うよね」

大「あと仕事辞めたがってたな」

樹「ハルさんお仕事どうするの？」

謙「う～ん、この前まで辞めようかなって言ってたけど」

佑「やっさん的にはどうなの？」

謙「ハルちゃんの好きにしたらいいと思ってるよ？」

翔「CAって忙しさが不規則だからなぁ・・・新婚で一緒にいる時間が少ないのはちょっと寂しいんじゃない？」

謙「そう思ったりもするけど、CAのハルちゃんを好きになったわけだし」

佑「昨日のお食事会でもそのこと話した？」

謙「あぁ(笑)」

風「あ、ほら、面白かったって言ってたよね？」

謙「ふふ、うん！両家の親がいるのにあんなに笑うと思わなかった！」

いや～コントみたいだったよ～と思い出し笑いして足をバタバタしてする謙ちゃん。