入学をお祝いしてくれた日 ページ5
夢主side
━━━━自宅━━━━
家に帰ると、エプロン姿のお母さんがご馳走を作っていた。
『ただいまぁ』
母「おかえりなさい!今日のディナーはAが好きなビーフシチューに、マシュマロもあるわよ!」
『本当!やったぁ』
数時間後.....。
母「A入学おめでとう!Aも、もうエレメンタリースクールに通うのね!お母さん嬉しいわ♡」
『あはは、おかーさんありがとう。』
学校行きたくないけど、仕方ないよね
僕なんかに、決定権は無いし.....
なによりも.....
僕のことをこんなにお祝いしてくれて、大事にしてくれたお父さんとお母さんに申し訳ないから.....
そんな事を考えていると...
父「Aにマリアンヌ、久しぶりだな!元気だったか?」
遠い所に、単身赴任していたお父さんが帰ってきたみたいだ。
毎回、僕のおめでたいことがある度にここから泳いで三時間くらいかかる仕事場から来てくれるんだ
『うん!僕は元気だったよ』ニコッ
母「あら、あなたおかえりなさい!」
父「A、エレメンタリースクール入学おめでとう!何かあったら父さんに言うんだぞ」
と言われたのだが.....
やっぱり無理だよ。お父さん達には心配して欲しくない
何よりも、お母さんとお父さんには、笑ってて欲しいから。
『うん!わかった!』
父「よぉーし!!いい子だ」
『それじゃあ、僕はそろそろ寝るね』
母「えぇ、おやすみなさいA」
父「Aおやすみ、また今度な!」
『うん、またねおとーさん』
お父さんを見送ったあと、自分の部屋に行った。
『寝ないと...』
瞳を閉じてしばらくすると、だんだん瞼が重くなってきて...気づいたら寝ていた。
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作者名:ふうくん | 作成日時:2021年4月17日 22時