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これは、ある双子がホグワーツで過ごした日々のお話
Prologue ページ1
ある森の中に、ポツンと大きなお屋敷が建っていました。
そのお屋敷の他には何もなく、木々が生い茂るばかりです。
そこには6人の家族が住んでおりました。
「母上！ユーリが僕の本を返してくれないよ！」
可愛らしい男の子がひとり。
「もう少しで読み終わるから待ってほしいと言っただろう」
大人びた女の子がひとり。
「あらあら。ケイト？ユーリはちゃんと返してくれるわ」
「少し落ち着きなさい。喧嘩などするものではないぞ」
その両親と
「なに。喧嘩するほど仲が良いとはよく言ったものだろう」
「子どものすることですもの。かわいらしいわねぇ」
その父親の両親で暮らしていました。
ある日、お屋敷に一人の老人が訪ねてきました。
「そちらのご令嬢とご子息を、わしの学校に招きたくての」
子どもたちはたいそう喜び、入学を受け入れたのでした。
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作者名：魔法使いS | 作成日時：2023年8月3日 22時
