友達以上恋人未満��~JK~

ななじゅうご ページ25

あれから放課後は毎日、係で残って作業をしてトラブルもなく球技大会をむかえた。


TH：俺たちほんと頑張ったよねー！


｢でもまだ試合の進行とか審判とか仕事たくさんあるよ...｣


TH：マイクでコールするの恥ずかしいな笑


｢テテに恥ってものあるの？｣


TH：いや、あるよ！笑


｢あ、ねぇねぇポニーテール変じゃない？大丈夫？｣


TH：かわいいよ


｢テテちゃん見る目あるぅ〜〜｣


TH：でもお団子も見たいかも。


｢運動したら取れちゃうもん｣


TH：じゃあ今度デートしようよ！その時にお団子して？


｢今日の仕事ちゃんと頑張ったらねー｣


TH：頑張る！！！！！


かわいい( ˘ ω˘ )


━


私が審判を担当しているコートでまさかのグクが試合をするという.....

見たくないけど審判だからそうはいかなくて...

(男子はサッカーで女子はバレー)


周りではグクファン的な子達がたくさん。もちろんミナちゃんも。


きゃーきゃー黄色い歓声が聞こえる


男：ジョングク！決めろ！！


女子達：キャー！！点入れた！！かっこいい！！


JK：ﾁﾗｯ


え、なんでこっち見るの...






それからグクは点を入れる度に私を見た
私は得点をやってるわけじゃないから見られる理由ないんだけど...もしかして自惚れしてこっち見てる...？笑


試合はグクの大活躍で終わり私は自分の試合があるため体育館に移動した


観客席にはテテもユメちゃんもショウくんもいて.....さっき試合やったばっかの汗だくのグクもいて.....なんせかんせ大人数で本当の大会の試合みたいな雰囲気だった


私はバレーはもともと好きだから楽しくやって終始ずっと口角が上がっていた←


TH：Aー！！かっこよかった！！なにあのジャンプサーブ！！


｢わっ、ありがとう笑｣


TH：周りの男子達がAのこと可愛い可愛いって言っててムカついた


｢うなじ効果かな？笑｣


TH：うなじ？


｢男子はうなじ好きなんでしょ？｣


TH：Aポニーテール禁止です


｢嫌です｣


TH：じゃあうなじに湿布貼って！


｢意味わからん笑｣


TH：俺、審判行ってくるからそれまでにそーしてよね！！


｢早く行っておいで｣


テテは約束だからねー！！と大声を上げながら走ってった。私は水を飲みに体育館の入口へ行く


JK：おつかれ


ｽﾀｽﾀ


JK：なんで無視するの


｢...｣


ﾊﾟｼｯ


JK：待てって


｢なに？｣


JK：ねぇ、嫌だよそういうの...A...





何でそんな泣きそうな顔するの、？

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