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#23 ページ23
「お前のクラス、今体育だろ」
グラウンド走ってこいよ、と言う
グラウンドから軽快な音楽が聞こえる
多分応援演技かなんかだ
「…体育なんてやりたくない」
俺がポツリと言った言葉に、Aは怪訝な顔をした
「ほう…、もうすぐ体育祭だと言うのに」
「んー、なんか集団でわちゃわちゃ群れてんの嫌なんだよね」
弱いみたいでさ、と続ける
すると、Aは少し考える素振りを見せてこう言った
「ふぅん、はみ出しものがカッコいいって思ってんだ」
「だって、みんなと同じ事だけするってのはつまんないし」
俺がそう言うと、Aは溜め息を吐く様にさらっとこう言った
「…無茶苦茶だな」
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作者名:Mr.White | 作成日時:2019年11月17日 17時