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you side
諦めにより、脱力し、何分経っただろうか。
少なくとも数分が数十分に感じちゃう的なアレ無しにしても一時間は経ってると思う。
となると。
「(そろそろ朝食の時間かなぁ……？」
むむ？もしかすると、これは千載一遇のチャンスなのでは？
私はいつも早めに食堂に行っている。
ということは、今日。
食堂に来ていない私を心配し、誰かが来てくれる！
勝ちイベ来たやん！
いや、待てよ？
今の私は彼らから見たら、Aではなく、ただの赤ちゃん。
それより今、私全裸なんですが。
幼児化によってサイズの合わなくなったお洋服の中に埋もれているんですが。
お〜っと、負けイベかぁ〜？
いや、でも赤ちゃんのままじゃ何も出来ないしな。
このまま放って置かれたらそう遠くない未来、飢え死にする。
と、すると見つけてもらうべきなのか？
っていうか、これホントにイベントか〜？ただ探索してたらボス出てきた的なアレか〜？
……やめよう、これ。なんか虚しい。
この流れから分かるのは私の精神状態がかなりキテることだけ。
やめよう(二回目)。
私が一喜一憂し、賢者の様な状態になっていると遠くから足音が聞こえてきた。
歩幅と速度から全速力のゾムかな？
ん？全速力？何故？
私の部屋の前で止まる気配と足音。
静かな時間が流れる。
……。
「(おい、私。これからどーするよ！)」
脳内論争が始まろうとした時。
zm「A！入るで！」
ドン、と大きな音と同時に扉が開いた。
お〜っと？
入ってくるんかい。止まったけど動く感じがなかったから、入ってこないと思ったよ。
なんなら今の音に驚いて、私周りのお洋服の下に完全に埋まっちゃったよ？
とりあえず様子を見るってことで。
私は静かにゾムの気配に集中する。
ゾムは何をしているのかは分からないが、きっと私を見に来てくれたんだろう。
で、部屋には誰もいなくて、とりあえず何かが起きたのかと証拠確認って感じだろうか。
部屋を行ったり来たりしていた気配。
それは、帰るのかと思いきや、突然私のいるベッドの方に寄ってきた。
え、なんで？
考える間もなくいきなりお洋服がめくられ、私を見つめるゾムと目が合った。
zm「……っ！？」
おい、なんだ、その顔。
……な、なんか赤ちゃんっぽいことでもしたらいいのか？
「あ、あう……？」
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檸檬 - 神☆めちゃめちゃにやけた自分がいるんですけど！ (5月25日 6時) (
レス) @page14 id: b3274f6834 (このIDを非表示/違反報告)
ミアン - か…神作見つけたと思ったらめっちゃ良いとこで更新停止してるだと…！？ (2022年12月17日 10時) (レス) @page15 id: 857dce4f12 (このIDを非表示/違反報告)
にの - 主人公ちゃんの性格大好きですぅ…。更新待ってます (2022年8月9日 14時) (レス) id: 32e42409cd (このIDを非表示/違反報告)
無能 - おもろいっす、更新頑張ってください。 (2022年8月9日 12時) (レス) @page15 id: 8eb0616644 (このIDを非表示/違反報告)
makura kumano(プロフ) - なんかにやける (2021年8月18日 14時) (レス) id: a33465ca2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひな x他1人 | 作成日時：2021年5月22日 22時
