愛されたい少女は米花町へトリップし、ブラック本丸の審神者にされました。第3章【名探偵コナン×刀剣乱舞】

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国『で、自分まだ沢山疑問あるんですけど』

山『なんだ』

国『現世では主はんがおらんかったら
主の結界や霊域、時間遡行軍の闇域への出入りは出来ひんはずです
何であんさん達はその現場に一瞬で現れて、
闇域に入っていけたんです?』

山『晴澄が生まれた時、遥輝は古株である加州、俺、伽羅に
晴澄の子守りとか…護る命が課せられた
その時に遥輝からそれぞれ加州にはピアス、
伽羅にはネックレス、俺にはブレスレット……
さっき蛍丸に貸してやったやつを貰ったんだ…
それは晴澄がつけているピアスと連動している』

『生まれた時につけられたの?
このピアス…』

清『まさか俺達だって赤ん坊の耳にピアス開けるとか何考えてるんだって思ったけど
でも、それで晴澄を護れるって言われたからさ…
おかげで今回めちゃくちゃ役に立った…』

山『お前の危険を察知したんだ
だからさっき俺達があの場に向かったんだ』

国『なるほどなぁ…』

安『……………』

国『で?
大和守はんはどうするんです?』

安『………どうもこうもしないよ…
さっさと離れに帰った方がいいよ』

清『えぇー!!
やだ!!晴澄といたい!!』

安『…………ソイツが死んだら元も子も無いんじゃないの
多分、三日月はすぐに気づくよ
約束破ったって言って、ソイツの事を殺しにくるよ、きっと』

『…………』

清『俺はもう主側につく』

安『っ!!』

山『そうだな……
晴澄側の刀剣が、半分くらいはいることになるからな…
何かあれば俺達で晴澄を守ればいい』

俱『………………ああ』

安『…………勝手にすれば…
清光なんて……清光なんてもう知らないから!!』

清『安定っ!!』



そう言って大和守は部屋を出ていった。
これは…いいんだろうか…。



『加州様…いいんでしょうか…
大和守様を行かせてしまって…』

清『それよりっ!!
加州様っていうのやめようよ』

山『ああ…』

清『清光って呼んで!!』

『き、清光…』

『く…国広…?』

山『!!……ああ…』

『えっと…』

倶『…………廣光…』

『え…?』

山『大倶利伽羅は、遥輝と葉月には廣光と呼ばれていた』

清『なぁーんだ、そう呼ばれるの好きだったんだ』

倶『……うるさい』

『……廣光…』

倶『……ふん…』

清『大丈夫だよ、晴澄
あんな感じだけど、ほら…思いっきり桜舞ってるし』

『……ふふっ』

倶『くっ…笑うなっ…』

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