愛されたい少女は米花町へトリップし、ブラック本丸の審神者にされました。第3章【名探偵コナン×刀剣乱舞】

122振り ページ25

*山姥切side*


ﾋﾟｷｯ…


清『……え…?』

山『……は…?』

俱『……』



急に俺のブレスレットがヒビが入った。
見てみると加州のピアス、
伽羅のネックレスにも同じヒビが入った。
晴澄が生まれた時に…主が晴澄の耳にピアスをつけた。
晴澄を色んなものから護る為に主の霊力が込められた碧色の宝石のピアス。
その時に主は、古株の俺達にも霊力を込めたブレスレット、ピアス、ネックレスをそれぞれくれた。
主が教えてくれた。
晴澄がもし危ない目にあった時…そのブレスレット、ピアス、ネックレスが教えてくれるって。
今……それがヒビが入った……。



清『晴澄っ…』

山『伽羅、本体!!』

俱『ん……』

安『清光!!
どこ行く気!?』

清『晴澄のところ!!』

山『まだ帰ってきていないから
現世だ…』

俱『……!!』

清『……三日月…一期…鶴丸…』

三『お前達をあの審神者の元へ行かせるつもりは無い』

一『お戻りください』

山『くっ……』

鶴『…伽羅坊』

俱『どけ、鶴丸』

鶴『……』

俱『?
……何を迷ってるのか知らないが
お前が思ったようにやればいいだろう』

鶴『!!』

俱『俺も好きにやらせてもらう
どけ!!鶴丸!!』

鶴『くっ…!!』

堀『兄弟!!何でそこまでしてあの人のことっ』

山『…………それは……主の宝物だからだ…
兄弟……お前も邪魔をするなら…容赦しない…』

堀『っ………』



すると、晴澄側の刀剣達も
騒ぎに気付いてこちらに来た。



薬『いち兄…何やってんだよ』

一『……加州さん達があの審神者の元へと行こうとしているので
それを止めているところですよ』

巴『!!
おい、加州…主に何かあったのか!!』

清『そーだよ…
だから行こうとしてんの…っく!!』



加州に三日月と一期の刀が振り下ろされる。
加州はカンストしてはいるが
さすがにカンストしている太刀2振りはキツいだろう…
援護しようとしたその時…



清『三日月抑えておくから!!
切国と倶利伽羅行って!!』

山『なっ…』

亀『ぼく達も加勢します
山姥切も大倶利伽羅も…ご主人様の所へ行ってください…』

前『僕達もいますから!!』

鯰『主さんの事よろしくお願いします!!』

山『…………っ』

清『早く行ってよ!!切国!!倶利伽羅!!』

俱『行くぞ、国広』

山『ああ…』



三日月側の刀剣を交わし、本丸の門まで来ると
伽羅は俺のブレスレットを…
俺は伽羅のネックレスに触れる。



山俱『『晴澄の元へ…!!』』

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