愛されたい少女は米花町へトリップし、ブラック本丸の審神者にされました。第3章【名探偵コナン×刀剣乱舞】

114振り ページ17

*降谷side*


諸伏達と会議室で、被害者の資料を広げながら
先程の鳴海長官の警告とも取れる発言を考える。
この事件に彼女が関わってるって言うのか?



景『零、長官なんだって?』

零『……最近越してきた女子高生がいてな…
言動が怪しいものだから調査をしていたんだ
そしたら長官に止められた』

景『言動怪しいって何…
女子高生調べるなんてどうかしてるんじゃ…』

零『靴の裏に血をつけている人間を怪しいと思わない方がおかしいだろ』

景『………マジかよ』

零『ああ』

景『で、その子なんて子?』

零『公安が調べたものには
須郷晴澄、帝丹高校2年
住んでいる住所しか書かれていない
家族構成すら機密だ
だが、一応兄が1人、弟が2人いる
が、本当に兄妹の関係なのか疑問だ
あとは……不思議な事に彼女の住まいに張り込もうとしたが、その家には辿り着けなかった』

景『……………何それ』

零『俺もそう思った
風見から辿り着けないって言われた時には
コイツ何言ってるんだって思ったさ
でも、俺もその場所に行ったんだが
その住所の場所には辿り着かなかった』

景『怖っ、なんだよそれ』

零『あとは、俺に対して…
そっちとは何も関係ないから、こっち側の領域に踏み込むなとか、死にたくないなら関わるなとか言ってくるんだよ』

景『…………で、お前は監視とか調査を強化したとか?』

零『当たり前だろ!!
安室透の俺にそんなこと言ってくるってことは
俺の正体を知ってるってことだ!!』

景『んー……まあ、そうだなぁ
だけど、長官に止められた…』

零『だが俺は内密に捜査は続ける
お前も協力しろ』

景『えぇー……
まさか接触しろとか言う?』

零『ああ』

景『はぁ……零は1度言ったら聞かないからな…
わかった、幼馴染の好で付き合ってやるよ』

零『あと、彼女の周りには兄弟だっていう3人の他に、
親戚だっていう奴らもいたりした
全員……ただの一般人じゃないと思う
あの目は殺しをしたことがある目だ』

景『…………了解…気をつけるよ』

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