人気者の彼は仕事ができない2《Ren.M》 (ページ8)

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h. ページ8

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お昼休憩中。
リナは私に告白した時とかデートした時の話をした。
その時の顔はすごくニコニコしてて、スッキリした顔になってた。

リナ『で？目黒くんのこと好き？嫌い？』

『なんでそうなるの？』

リナ『そうなるでしょ？だってあんなイケメン他にいないよ？』

『確かにイケメンではあるけど…』

リナ『イケメンではあるけど…？』

『…好きにはなっていけない気がする。
だって、私に気を遣って彼女を家に呼ばないだけかもしれないし…』

リナ『彼女はいないよ？』

『えっ？』

リナ『チャンスじゃん？笑』

蓮くんが彼女いない？
そんなわけないでしょ。イケメンな上、優しいから。

今日も周りの人に注意される目黒くんをみていると課長の山下さんから仕事が来た。

『えっ…何このアンチコメント……』

山下『誰だって打ち間違いはある。でも、この言葉の使い方が良くなかったな。』

『これを投稿したのって』

山下さんは何も言わずに軽く目黒くんの方を指した。
目黒くんの失敗を私がカバーするしかない。
目黒くんにはこの仕事を好きになってもらいたいから。

今すぐ謝罪の文を考えて、
山下さんに見せた。OKを貰い投稿した。

SNSって怖いよね。
そう思いながら切り替えて仕事しようとしたら蓮くんが休憩室で泣いていた。泣くなんてなんか言われたのかな？
静かに休憩室へ行くと涙をふいてまた笑顔を見せた。

『相談乗るよ？』

『ありがとうございます。』といい、蓮くんのペースで話を聞くことにした。