恋してもいいですか？《Ren.M》

# 会いたかった ページ42

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『先生……？』







ウソみたい。
目黒先生だ。蓮くんだ。
立てなくなった私をゆっくり立たせてくれた。









目黒『大丈夫？』



『先生……どうして？』



目黒『ふふっ笑
あとで話すね。とりあえず帰ろっか！』













頭の中パニック。
どうして…………？！














私の家まで送ってくれた先生。
そして座るまで優しく寄り添ってくれた。













目黒『冷蔵庫見ていい？』














先生は私の冷蔵庫をみてなにか作ろうとしてた。
久しぶりにみた先生の顔はあの時よりももっとかっこよくてすごく男前になってた。














目黒『はい！卵焼き！……甘くていい？』



『甘いの……大好きです！』



目黒『よかった笑』














幸せだったのに……













チャイムが鳴りインターホンを見ると……















またあの男の人。
私のクラスの人なのにこんなに恐怖に感じるなんて……












目黒『大丈夫？』



『……大丈夫です。』











またチャイムがなると怖くてしゃがみ込んだ。すると先生が私の事をぎゅっとしてくれた。そして先生の大きな手で私の耳を塞いだ。














目黒『いなくなった』



『ふぅ…………』



目黒『俺のことも話したいけど今はAのこと聞きたい。あの人誰？』



『先生……』



目黒『卵焼き食べながら聞かせて。』













どうしてこんなバカ優しいの。

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