完璧男とダメ女《Ren.N》

完璧男15 ページ31

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朝から疲れるわー。
おかん朝から来ると思わかんかったし。








永瀬『ジン！海人！いや...ジンの方がいっか。』



神宮寺『なに？』



永瀬『今日、俺さ...えっと...Aの家送れへんねん。つーか、少し遅くなるから、ジンの家に少しええか？』



神宮寺『大歓迎だよ！』



『ありがとうございます！お世話になります！』



永瀬『用事終わったら、俺ジンの家に行くから。』



神宮寺『むしろ。お泊まりええよ！』



永瀬『あかん！とにかく終わったら、迎えに行くから。』









アイツは俺以外の男の家に泊まらせたらあかん。









扱いやすい犬やから、“ 好き ”って言われたら“ よろしくお願いします ”とか言いそうやし。









ジンのこと信用してないわけじゃないけど、
あかんのよ。とにかく。









永瀬『ってことで、今日も仕事がんばりましょう！』









何も無いように祈るしかないわ。
何も事件起きひんことを祈る。









『店長ーーー！』



永瀬『ん？』



『怖い顔になってますよ？ほらっ！』



永瀬『うわっ！』









俺のほっぺを横に引っ張る俺の犬。









『ほら！鏡みて！わらってる！』



永瀬『何小学生みたいなこといってんねん！』









こんなんカレカノみたいで恥ずかしいわ。

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