KISSから始まるホントの恋《Ren.N》

Girlｰ女の子ｰ ページ12

Ren Side









俺はモテすぎ...。正直いいことなんてほとんどない。






でも、Aちゃんだけは見てくれへん。






それに凄いムカつくねん。
だから、勝手に近づいてAを落とすのが今の俺。









だけど手強すぎやろ。普通なら送る！って言ってら、“ いいの？ ”とかやろ？









なのに1人で大丈夫大丈夫。腹立つわー。









だから、具合悪いAちゃんのところへ行き、キスしてやった。









これは本当は最終手段で使う予定やったのに...。









普通は落ちるのに...アイツだけは落ちひんかった...。









つーか、怒られた。









怒ったAちゃんは顔を赤くしてまた寝た。









具合悪いのにごめんな。









ﾄﾝﾄﾝ









永瀬『はい。』









するとAちゃんの仲のいいユミちゃんじゃない...たしか神宮寺先輩の彼女...レイナちゃん？









レイナ『あっ...！廉様。』




神宮寺『あっ！ほんとだ！』




永瀬『どうも。』




レイナ『A...は？』




永瀬『キスしたら怒って倒れて顔を赤くした。』




レイナ『うそ。』




神宮寺『待って！Aちゃんて...彼氏なしの可愛い子でしょ？』




レイナ『そう。あの人...キスもしたことないし...。』




永瀬『刺激が強すぎたんかな？』




神宮寺『彼氏できてからキスする！って決めてたんでしょ？』




レイナ『そうなのよ。』









後で謝ろう...。

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