あの頃の記憶《Ren.N》

ノ 永瀬Side ページ25

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次の日ー。









神宮寺『永瀬。Aちゃん退院したの？』




永瀬『神宮寺のおかげや。俺のわがままでごめん。』




神宮寺『ほんとだよねー。永瀬先生。』




永瀬『えっ？』




神宮寺『せっかく俺Aちゃんのこと好きになったのに...。』




永瀬『...。』




神宮寺『勝手な永瀬くん。』




永瀬『...。』









そんなん...いちばん俺がわかってる。









なのに、あいつに言われてさらにムカつく...。









神宮寺『次、Aちゃんを泣かしたり傷つけさせたら、永瀬先生に渡さないから。』









こんなん俺やって...。









神宮寺に取られたくないわ。









神宮寺は、もちろん。









平野くんも...。









永瀬『神宮寺に次なんてない。おれはもうAを離さへん。』




神宮寺『へぇー。‘ちゃん’付卒業したんだね。』




永瀬『本当は神宮寺もやろ。』




神宮寺『おっしゃる通り〜。んじゃ、患者さんまってるので。』









もう二度と離さない。









A。

ハ→←ネ

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