歌声15 ページ18
·
え、此処は···
回りを見回すと、そこには_____
「_____ドフィ」
そう、私の家族の···ドフィがいた。
そう呟いて私はドフィに走り込み、いつものように勢いよく抱きつこうとした、その時。
私の身体がドフィをすり抜けた。
え、なんで···？私は、さっきのウタに口を塞がれて、そのまま、ﾀﾋんでしまったの···？
涙が込み上げてきた。私は「ドフィ！」と名前を呼んでみた。が、
「······」
ドフィには私の声が聞こえない。もしかして、本当に···！
私はドフィのもふもふのコートに顔を突っ込もうとする。が、すり抜ける、それを繰り返していた。
「ドフィ···！ッ、私だよ···！！聞こえなッ、いの、ッ？お願い、返事···してよ···ッ」
もう止めが効かなくなったのか、次々に涙が零れ落ちる。
約束、したじゃん···！ドフィ、ドフィ···！！
私がわんわん泣いていると、白い帽子と所々白い肌の少年_______ロー兄が部屋に入ってきた。
私はまた更に泣いてしまう。ロー兄、ごめん、ごめんね、救えなくて。無力で、無能で。
ロー兄がドフィを見て口を開いた。
「おい、ドフラミンゴ！なんか新しく入ってきた、あのAってヤツ、俺を見て頭撫でてきたり、おんぶさせてくれる？だとか言ってくる！！アイツの方が年下なのに背が高いからって弟扱いしてきてムカつく！なんなんだよアイツ！！」
わ、恥ずかしい···！
賢明に覚えている···ロー兄と初めて会ったとき、なんか弟を重ねてしまって_____
私はもう二度と見れないであろうロー兄を見つめる。もしも今、生きていたら。彼はどうなっていたのかな。
ファミリーを抜けて海賊団作ってたのかな、それともファミリーに残って三代目コラソンに···
コラソン。その名前にまたまた泣きそうになる。
ごめんなさい、ごめんなさい、コラさん。私、命がけで守ったロー兄を···弟が、殺,してしまったの···本当に本当に、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい
私が一心不乱に謝りながら泣いていると、ウタが、いや、お姉ちゃんが現れた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 71人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
よっしー(プロフ) - プスメラウィッチさん» コメントありがとうございます😭今のところ、他のキャラがいいとの意見がないので、ローさん落ちの予定です😊更新不定期ですが、辛抱強く待ってくれると嬉しいです！！🙇♀ありがとうございます！！😆 (2023年3月16日 18時) (
レス) id: 7220e5d2f1 (このIDを非表示/違反報告)
よっしー(プロフ) - クロノトさん» 分かります！😌そこにみんな惚れてるんですよね…多分☺️ (2023年3月16日 17時) (レス) id: 7220e5d2f1 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 初めまして、この小説はトラファルガーローオチですか？できればトラファルガーローオチでお願い出来ますか？続き頑張ってください。応援してます。 (2023年3月15日 21時) (レス) @page47 id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
クロノト(プロフ) - ウタ本当に曇らせ出来た理由が自己中心的だからなんだよなぁ… (2023年3月15日 17時) (レス) @page45 id: 3be08e9739 (このIDを非表示/違反報告)
よっしー(プロフ) - クロノトさん» コメントありがとうございます😭コビーいいですよね……ローですね！了解です！！☺️ (2023年3月5日 9時) (レス) id: 7220e5d2f1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：よっしー | 作成日時：2023年1月27日 18時
