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六話 ページ7

飯食った後、3人で帰っていた時に入間がこんな事を質問してきた。

銃兎「Aさんって、どうして組長になったんですか?」
貴方「あ〜、それはな、前の組長だった親父がクズでウチの組が終わり掛けてたから、クーデター起こして無理やり組長になったって感じだな。」

そう、あのクズへ復讐してやる為にクーデター起こしたんだ。

貴方「・・・良かったら、私の過去を聞いてくれないか?」
左馬刻「・・・良いのかよ。」
貴方「嗚呼、入間にも話しておきたい。」
銃兎「?」
貴方「まず、私は長年紅月組を仕切ってきた、血紅家の長女として産まれた。その後、妹と弟3人ずつ産まれたが、母が死んだ。最後の子を残してな。母が死んだ時から、親父は暴走し始めた。まだガキの時は泣いてばっかりだったが、中学に上がった頃からは、喧嘩を覚えて親父にも対抗出来る様になった。そして、クーデターを起こした。そこまでは、ヤクザ界隈でよくある話だ。」
銃兎「結構ドラマっぽい話ですけど、よくある話なんですね・・・。」
貴方「嗚呼。けど、組長になってから全てが狂い始めた。」
左馬刻「・・・。」
貴方「妹と弟が、次々に死んでいった。」
銃兎「え・・・。」
貴方「一番上の弟は、事故で死亡。二番目の弟は、後を追う様に自殺。三番目妹は、元々体が弱かったため、衰弱死した。四、五、六番目の妹、弟達は何者かの手によって、一気に殺された。この出来事が2年の間で起こった。流石に不審な思った私は、怪しい奴らを洗いざらい調べた。すると、





 



  全員、親父が計画的に殺した事が分かった。」

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作者名:血神笑兎 | 作成日時:2023年1月30日 19時

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