【イナズマイレブン】沖縄でエンジョイしてたのに、急にサッカーしろとか言われて宇宙人との闘いに巻き込まれた水のストライカーとは俺のことである← (ページ5)

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第３話：水のストライカーの日常３ページ5

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「………で、なぜ俺の平凡な日常をバカ幼馴染と一緒に阿夏遠島に来なきゃいけないか10文字以内で説明しやがれ」

「えぇ？ノリだよノリ！」

本当に十文字で締めやがった←

「俺はな、平凡に暮らしたいんだよ……分かるか？誰にも支配されることなく、地球という丸く青いこの世界で自由という名の翼を羽ばたきたいんだ_____」

「お！デケェ波が来たぞA！」

「聞けってんだよ！！塩に浄化されて消えろ！！」

「ったく、うるせぇな。幼馴染だからいーじゃねーかよ、結局ついてくるんだしな」

「分かってんなら泳いで来い。俺は、光合成という名の日光浴をしてくる」

ああ……こんな平和な世界にあんなうるさい奴がいるだなんて、神様は人生に飽きたのか……？←

日光浴してても暇だし、スポドリキャッチボールの練習でもしとくか、

そう頭で唱えながら、自販機の前に立ってドリンクを見る。

リンゴジュースやオレンジもあるし、スポドリは………

「………するめ納豆おしるこジュースってなんだよ。しかも冷たいって……」

神様は、どれだけ人生が暇になるんだっていうくらいの強烈な飲み物だな。

まぁ、別に興味ほかのにしようか______

『SAN値もスタミナも減るような食感！香り！！世界に一つだけ！』

オブラート三重層包んだような言い方だけど、これにするか←

悪戯心に誘われながら、それを押そうとした時だった。

どこからか、水飛沫が跳ねる音と悲鳴が聞こえてきた。

「あ……？」

一瞬、綱海かと思ったけど、ちがう。

振り返ると、船から落ちたと思われるメガネの男の子が溺れていた。

「………」

あれ、たぶん泳げないっぽいな。

助けに行こうと足を踏み込んだとき、綱海が飛び込んで助けに行っていた。

「綱海。こっちだ！」

「おう、引っ張ってくれ！」

綱海の手首を掴んでメガネの男の子と一緒に引き上げて、予備用のタオルを巻く。

それと同時に、船から仲間と思わしき集団が出てきてメガネの子を取り囲んだ。

「あれ？あの制服…………」

どこかで見たことがあるような感じがするけど……まあ、それはいいだろう。

っていうか、真夏にマフラーつけてるやつとかマントとかゴーグルつけてるし…………

あ、

こいつら、宗教団体か？←