ジ ページ8
A「………私さ。2歳の時にパパが病気で死んじゃってね
ずっとママと2人で生活してきたの」
少し落ち着いてからすぐ隣にあった部屋にマフィアのボスと入った
そして、話を聞いてもらうことにした
A「…だから余計なのかな
ママはパパがいない分、私をしっかり育てようとして小さい時からすごく厳しかった。
…ママが私のこと考えてくれてるのはわかる。わかってるけど…
昔耐えれてたこととか耐えれなくなっちゃって、反抗するようになったの。」
心の奥底では本当はわかっている
ママは自分の為ばっかりで行動してるんじゃないことぐらい
一人娘で金持ちのお嬢様だからっていうのももちろんあるんだろうけど、やっぱ一番は私にしっかりして欲しいから。つまり私が将来苦労しない様にしてくれていると言うのも少なからずあるはずだ
ただ、それは私にとってすごく苦痛でしかない
おそ松「………なるほどな。」
私の話を聞き終えたマフィアのボスは言った
おそ松「Aは普通になりたいんだよな?」
………普通に…なりたい…
その質問に私は迷いなく首を縦に振った
おそ松「……うん。ならもうさ
できてんじゃん」
A「……え…?」
おそ松「母親と思春期にぶつかり合うってすっげー普通だよ〜?俺もよくあったし
まぁそれ以外普通かって言われたら違うけど…
母親にボロカス言ったことでそんな自分責める必要はないと思うよ?思春期思春期!!仕方ねぇこと!」
…仕方ない…こと…
おそ松「……色々我慢したくないとか、好きなことしたいとかあるけど
母親と仲良くしたいんだろ?一番は。」
A「……
……うん…っ…」
私が答えると、マフィアのボスはにししと笑って背中をバンっと思いっきり叩いた
おそ松「いーってらっしゃい!」
ひらひらと右手を振るボスに勇気をもらい
A「……っ…いってきます…っ…!」
私は走って部屋を飛び出した
…言うんだ、全部
言わなきゃ伝わらないし、ママとこのままなんて嫌だ
______バタンッ
A「ま、ママっ…!!!!!」
103人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「おそ松さん」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
緑の白猫 - 推しの尊さを凝縮した作品でした。いつも素晴らしい作品をありがとうございました。 (2021年3月24日 3時) (レス) id: 41276e8159 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - めちゃくちゃよかったです! (2017年10月16日 0時) (レス) id: 82bd22f655 (このIDを非表示/違反報告)
紅月 狼(プロフ) - おそ松……貴方様は神なのか!? (2017年9月10日 10時) (レス) id: 047865604b (このIDを非表示/違反報告)
ラララコッペパン - 11月11日.....私の誕生日だぁぁぁぁぁぁ!!! (2017年6月9日 22時) (レス) id: a5f99df6e1 (このIDを非表示/違反報告)
まねみー(プロフ) - りあさん» 荒らしじゃないので気にしないでくださいね、コメントありがとうございます。 (2016年12月17日 17時) (レス) id: b7f262e26f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:まねみー | 作者ホームページ:
作成日時:2016年11月11日 20時