おそ兄が大好きだァァァァァァアァァァァァァ！！！！【おそ松さん】

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【僕にとってのおそ松兄さん】





一松side




どうもみなさん。名乗る価値もないクズですゴミです。



猫しか友達がいなくて、兄と妹と弟合わせて6人のきょうだいがいます。



……僕はその中で、一番いらない奴。



無愛想で卑屈で場の雰囲気をいつも悪くする害悪人間



なんで人間に生まれてきたのかも謎



こんなムカデ以下の人間俺ぐらいだよ…ヒヒッ……



俺がいると家の空気がポリューションだらけになるから最近はよく外にいることが多い



……外に出るのはあまり好きじゃないけど…猫に会えるしね



安い猫缶を何個か買った袋をぶら下げて、いつも行く路地裏に行った



………ここは俺が一番安堵できる場所



居心地いい…場所……



なのに



おそ松「よっ一松！！！この猫一番可愛いよな！！」



…今日もいた、おそ松兄さん



一松「………なんでいんの…」



前までいなかったのに、俺がここに通い始めてからおそ松兄さんは大概顔を出してくる



……意図は不明だ



おそ松「えーー？やっぱ猫と戯れる男ってイケメンじゃん？」



………そのセリフ、俺と同じ顔なのに言わないでほしい



一松「………はぁ



おそ松兄さんも変わってんね。」



ボソッと呟きながら猫に餌をあげた



おそ松「お前よりマシだわ闇四男」



一松「ヒヒッ…あざーす…」



………闇四男ね。



そう、俺は闇四男



いつでもどこでも暗くて、卑屈で



俺といて楽しい人なんて1人もいない



悲しくて可哀想な四男



おそ松「でもお前は



誰よりも兄弟と妹のことをしっかり見てる四男」



………



……は？



おそ松「猫に餌あげる、優しい四男」



ちょ、な、何言ってんの…こいつ…



おそ松「小さな変化に気づける四男」



……な、何…



おそ松「ほんとは笑った顔が可愛い四男！」



………



おそ松「……泣くのを我慢する、我慢強い四男



我慢しなくていいよ四男。



路地裏もいいけど、四男が頻繁に家にいないと長男は悲しいぞ」



…うちの長男は変わってる人だ



一松「…………ヒヒッ…



………あ…



………っ……あざーすっ……」



俺にとってのおそ松兄さんは



おそ松「……泣き顔はブサイク四男だな」



誰よりも優しい俺の兄さん



一松「同じ顔だろ…馬鹿長男」

大→←ん

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