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2日目:? 黒の密室 ページ15

おそ松side




暗くて何も見えない、命令もわからないし部屋の広さもわからない。スマホも死んでいるこの状況


終わった、ハズレの部屋を当ててしまった


…諦めようとした時


俺はAのある一言でピンときたんだ


おそ松「そ、それだ!!!;」


俺はAの手を引いて小走りで進み出した


A「お、おそ松っ…?どうしたの?」


おそ松「…A


ほんとその通りだわ」


部屋の壁に到着し、Aの手をぎゅっと握ったまま片方の手でそっと壁に触れた


おそ松「この部屋は暗くて脱出の仕様がない。わからないことが多すぎる


…でもさ、ハズレの部屋って決まったわけじゃないじゃん?」


A「…う、うん…そうだね。」


そう、…少しの可能性だって考えられる


おそ松「……そう考えると


さっきAが言った様に明かりがないと何もできないんだよな?


なら俺達がわずかな可能性を信じて今やるべきことは


明かりを見つけることなんだ」


A「あっ…!な、なるほど!!!


……この部屋は…ただ電気がついてないだけなのかもしれない


だから壁際に寄ったってことだよね?」


流石A、俺が言ったことと行動を起こしたことの意図をすぐに読み取った


おそ松「そう言うことだ!


電気のボタンって壁にひっついてるやつかリモコンかヒモだろ?


今俺達はおそらくだけど真ん中を通過して歩いてきたはずだ。部屋に閉じ込められた時ドアの前から動かなかったからな


その時テーブルに当たる感覚も、物とかぶら下がったヒモに当たる感覚もなかったってことは


めちゃくちゃだけどこの中で一番あり得るのが壁。」


……Aは見えない


A「……すごいよおそ松…」


見えないけど


A「…やろう!!壁触りまくってボタン見つけよ!!!」


俺の手をぎゅっと握りしめて大きな声で言った


……だから、心配ない。


おそ松「ああ!っしゃあ!!やってやるぜ!」


もちろんだが何があるかわからないのでAと手を繋いだままボタンを探した


上も下も、細かいところも手探りで


A「どこっ…どこ…っ…」


おそ松「見つかってくれ…っ……頼む…!」


そして


______コツンッ


手に何かが触れた


おそ松「っ!!!;あ、あった!!;」


A「!!ほ、ほんと!?」


…俺の推測が合っていれば…このボタンを押すと


迷っている余地もなく


おそ松「っ…!」


俺はボタンを勢いよく押した


______カチッ

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ももまつ(カラ松girl)(プロフ) - 戻ってきてください(・△・) (2019年3月26日 12時) (レス) id: b070c34685 (このIDを非表示/違反報告)
イゾウRAVU - とっても面白いです!!これからも頑張ってください!更新待ってます! (2018年11月29日 22時) (レス) id: 0e771d3d36 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - 戻ってきてください!(´;ω;`) (2018年2月13日 22時) (レス) id: 82bd22f655 (このIDを非表示/違反報告)
トランペット - 更新頑張って下さいね!続き楽しみにしています (2017年11月11日 15時) (レス) id: c093bb2ad6 (このIDを非表示/違反報告)
おだんご*°F(プロフ) - 頑張ってください!更新楽しみにしてます(*^^*) (2017年10月8日 13時) (レス) id: d3fb2c974d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まねみー | 作者ホームページ:   
作成日時:2016年10月16日 20時

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