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はちわめ。 ページ9

Aside




………まさかあんなに性格が悪いなんて思ってなかった


そりゃイケメンとか美人って普段周りからチヤホヤされてて「あ、私って特別なんだ」っていい気になる奴いるけどさ


でも学校1のイケメンなんでしょ?しかも6人なんでしょ?


1人ぐらい性格綺麗な人いても……


A「………いたわ(ベコッ」←紙パック潰す音


カラ松先輩だけは優しかった気がする


私のことブスなんて言わなかったし、起こしてくれたし、おそ松先輩に注意してくれたよね確か


……カラ松先輩はまた他の兄弟とは違うタイプなのかな?


まぁいいや。ならカラ松先輩はかわいそうだからカラ松先輩以外を落とそう


……誰にしよう…


くっっっそムカつく奴がいいな…どうせなら…


落として周りにどやって自慢したらゴミみたいに捨ててやる…っ…


おそ松「よっ!」


私が屋上でぼーっと色々考えていると、まさかのターゲットが登場してきた


A「……なんですか…;;あっち行ってください…」


……あ、ああああいかんいかん…;;落とさないといけないんだよね…こんな言葉遣いダメだ…


おそ松「君さぁーAちゃんって言うんだね!」


A「え、あ、はい。Aです。」


私が答えるとおそ松先輩はケタケタと笑った


おそ松「Aちゃん朝のすごかったね!俺もうびっくりしちゃってさぁw」


……おそ松先輩の喋り方大嫌いだ


人を馬鹿にした様な、いちいち語尾伸ばしてんじゃねぇよ


おそ松「……俺らのこと…


落とすつもり?」


A「……はい、そうですけど?」


私は当たり前の様に答えた


おそ松先輩は「ふーん」と言いながら屋上の空気に気持ちよさそうに当たっている


…はぁ。用がないならさっさと帰ればいいのに……


おそ松「Aちゃん


…君がその気なら、俺達も遠慮せずいくからね?」


……は?


A「…どーゆー意味ですか?」


おそ松「ゲームしようかAちゃん


…そうだなぁ。Aちゃんが卒業するまでの期間で


俺らの誰か1人でも落とせたら君の勝ち


君のしたいように俺達を使えばいい。鬱憤ばらしでも犯罪的なことにでも、どうぞお好きに


それは君が決めたやつね?」


おそ松先輩はそう言った後


____グイッ


A「っ…!?」


私の顎をクイッと持ち上げた


おそ松「…逆にもし


Aちゃんが俺達の中の誰かに惚れたら


Aちゃんの負けとして


……俺達の言うこと、なんでも聞いてもらうからね…?」


_____

きゅうわめ。→←ななわめ。



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作者名:まねみー | 作者ホームページ:   
作成日時:2016年7月12日 20時

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