にじゅうきゅうわめ。 ページ31
Aside
その日から
A「…き、君誰だっけ…」
「っ!?;;葉山ですけど!;」
A「ok葉山さん…レシーブうまくできないんだよね?教えるよ」
…なんか私も他の女バレもやる気が出たのか知らないけど
「…お、おいブス!;」
A「ブスって言うな!(怒)何よ!;」
「……あ、アタックってどうやってすんのっ…」
普段の言い合いとか関係なく練習に没頭した
女バレはみんな私にやり方教えてくれ、コツ教えてくれって言ってくるし
それで私もなんかやる気出ちゃって、自分からも率先して苦手な子にアドバイスする様になった
「っあ、ありがと!;」
A「!!;い、いーえどういたしまして!;」
いがみ合っている関係だから、こうお礼を言われたりすると若干ぎこちなくてむず痒い
……悪い気はしない
嫌な奴らで大嫌いな奴らだし、北海道旅行とかどうでもいいけど
…バレーしてる時は楽しいと最近思える様になってきた
「頑張ってんなぁA。」
「女バレも全員やる気じゃん!しかもうまくなってね?」
「俺達も負けねぇように練習すっぞ!」
…んでまぁ、今日も特に何事も無く練習して
「あー疲れた…んじゃブス片付けよろしくね!」
相変わらずだけどこいつらは全員私に片付け押し付けてきて(怒)
…6時限目が終了した
あ、ちなみに片付けがあるから練習は基本6時限目でその場で解散。放課後STは無し。
A「っちぇ…なんだよみんなして私に片付け毎回押し付けてさ…」
…仕方ないんだろうけど、普段の私は恨まれてるんだからとっても理不尽な理由で
文句は山のようにあったが、ブツブツ言っていても終わらないので私は転がっているボールを手に取り片付けていった
すると
______ガチャっ
カラ松「はぁっ…はぁ…
A!;」
カラ松先輩が息を切らしながら体育館に入ってきた
A「ど、どうしたんですか?;」
ボールを手に持ったまま駆け寄ると
______ピトッ
A「うぁっ!?;」
カラ松先輩は私のおでこにスポーツドリンクのペットボトルを当てて私の手にぎゅっとそれを待たせた
カラ松「俺も手伝うぜ!」
……い、
イケメンだ……(
A「あ、ありがとうございます…」
不意打ちすぎるイケメン突撃に心臓を撃ち抜かれて誤魔化す様にせっせとボールを体育倉庫に持っていった
…相変わらずカラ松先輩は優しい
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作者名:まねみー | 作者ホームページ:
作成日時:2016年7月12日 20時