じゅうわめ。 ページ11
Aside
……水かけられた
「あんたなんかが松野ブラザーズを落とせるわけないでしょ?」
「あんたの噂もう学校中に広まってるんだからね!!先輩達もあんたのこと目つけてるよ!あっははwww」
「ほんと高校生活終わったね!!ざまぁみろブス!」
………やっぱり美人って
ブスだなぁ
_____ガッ
「わっ…!?」
「ちょ、だ、大丈夫!?あんたいきなり何すんのよ!!!;;」
私は水をかけてきた女の頬をグーで思いっきり殴った
「い、痛い……っ…うっ…ふぇぇぇっ…」
女は泣いて、顔がぐちゃぐちゃ
私は言ってやった
A「ははっ
ぶっさいく!!!!自意識過剰美人さんお疲れ様!!!!!!」
「っ……!!!お前っ…!!」
私に殴られて地面に手をついている女とその囲い達を見下し嘲笑い、その場を去った
これには周りの奴らもびっくりしたらしく、私の通る道をすすすと開けていった。
はは、ざまぁみやがれ。
悪いけどね、私は普通の人よりメンタル強いんだからね。ダイヤモンドだからまじで。
………ちょっとやそっとで絶対挫けない
どれだけブサイクって言われても、どれだけ嫌がらせされても、どれだけ馬鹿にされても無謀って言われても
私は学校1のイケメンの彼氏作って、この腐った根性してる奴らをぎゃふんと言わせてやるんだから
弱気になって弱音吐いたら負けだよ、あんなに強気になってたくせに_____
カラ松「おい!!!!;;;」
A「……え…?
か、カラ松…先輩…?」
私が屋上の扉を開けようとすると、カラ松先輩に手を引かれた
カラ松「…さすがに…
お前もあれは嫌だったんだな」
そう言って自分の制服の裾で私の目を拭いた
………へ、あ…えっ?
A「わ、私泣いてた!?;;;」
自分でも気付かなかった…うわぁぁぁ……やばい…恥ずかしい…;;;
カラ松「……ふっ…ww」
A「な……な、なんですか…;;」
……言われるのかな、泣いてたこと…おそ松先輩とかに…;;;
A「あ、あの…!!泣いてたことは他の松野達にはっ……」
カラ松「ちょっと屋上で話さないか?」
……ん?
私の言葉を遮るように言って、カラ松先輩は屋上の扉を開けた
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作者名:まねみー | 作者ホームページ:
作成日時:2016年7月12日 20時