3話目 ページ3
Aside
このことはすぐみんなにメールで報告した
あつしお兄ちゃんと六つ子は急いでスタバァに来てトド君のロッカーを見た
チョロ松「………嘘…だろ…」
誰しもがそのロッカーを見て、絶句した。
更に私はみんなが来る前にあるものを2つ見つけたので、それも見せた
【周りに言うと、命はない】
気持ちの悪いフォントで一言書かれた紙と
"助けて"、そうトド君の字で書かれた紙
カラ松「………トド…ま…つ……」
その2つは、事実を明確にさせるあまりに恐ろしいものだった
……
…トド君が私生活を送っている、いつの間に撮ったんだと言う写真
前日に消えたトド君
「周りに言うと命はない」「助けて」
と言う言葉
十四松「………こ、これ……って…」
…ここまできて考えたことは、みんな同じだった
一松「………誘拐…」
トド君は、何者かによって
あつし「………」
誘拐されたのだ
______
その日、私とあつしお兄ちゃんは六つ子の家にお邪魔した
今日一緒にいたバイト先の友達は、あの光景がどうやらトラウマになったらしくずっと泣いていてすぐに家に帰ってもらった
このことも周りに伝えないように、どうか忘れてほしいと言って
それはそれで収まったが
チョロ松「………
…どう……すんの…」
……私達は、これからどうすればいいのだろう
周りに話すな、つまり警察にも言えない
言えば…命はない、そう書かれていた
だからもしこれを私達が他の人に口外すると
トド君の命はないと言うことだ
……あんなに沢山のトド君の写真を貼り付けていたんだ
どこかで監視しているに違いない
あつし「………とりあえず
状況整理だけしよう。松野が消える前、松野は何してたかとか…何か情報が得られるかもしれない」
お兄ちゃんのその一言に、みんなはこくんと頷いた
おそ松「…トド松がいなくなる前の夜、寝るときはちゃんと居た。」
……と言うことは
A「…寝てる間に…連れ去られた可能性が高いよね。」
パジャマもロッカーにあったと言うことは、犯人の犯行は間違いなくその日の夜中に全て行われている
あつし「…松野と布団隣だった人、誰?」
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