今日:5 hit、昨日:9 hit、合計:177,584 hit
小｜中｜大
第5話 ページ6
歌詞太郎side
歌「 えっ？」
声は少し大人びていたけど懐かしさを感じさせる声に僕は振り向いた
そこには可愛らしいでもちょっと派手な女の子と世で言うイケメンが立っていた
でも女の子の方にはどこか懐かしさがある
歌「……Aちゃん？」
……思い出した
ずっと妹みたいで
可愛くて素直で
優しい女の子
いつか会いたいと思ってた女の子
夢にまでみた感動の再開…
だが
その幻想は次の行動でかき消された
「んじゃ俺行くから、じゃーなA」
なんだこいつ…彼氏？
貴「あーうん、バイバイ！今日は楽しかった！またよろしくね！」
……何が起こっているのかわからない
目の前には純粋で優しい可愛かったAちゃん
自然と重なる男とのシルエット
あ
あのAちゃんが…
男とキスぅううううう！？！？！？
しかも目の前で！！！！！！
はしたない！！！！！
そしてそのイケメンは走り去って、
貴「先生久しぶりだねー！」
そして何事もなかったかもように僕に笑顔を向けるAちゃん
歌「ちょっと！？！？今のは彼氏！？！？だからと言って人前でキスしちゃだm(((貴「あー…彼氏って言うかー…セフ レ？」
ん？
セ…
セフ…
セフ レ…？
歌「はぁあああああああ！？！？！？」
記憶の中では純粋で綺麗だったAちゃん
僕の可愛がっていた天使はどこにもいなくて
代わりに立っていたのは
どの男をも魅了する小悪魔だった…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 114人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「歌い手」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぞん。 | 作成日時：2014年11月24日 14時
