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グラウンドへ向かうと懐かしいメンバーがユニホームを身にまとい、ストレッチをしていた。
円「皆！」
円堂の声にいち早く反応した塔子は嬉しそうに駆け寄る。
塔「卒業おめでとう円堂！パパからもよろしくってさ！」
円「あぁ！ありがとう！」
塔「しっかし気が利くねえ。サッカー部の卒業はサッカーで締めるなんてさ！」
円「あぁ、それ考えたの、夏未だよ」
塔「納得、円堂じゃないだろうなぁとは思ってたんだ」
円「あはは；」
「円堂！」
円堂は懐かしい声に顔を上げた。
「一之瀬、土門！！」
片手を上げ一之瀬と土門は円堂の元に向かった。
円「久しぶりだなぁ！」
一「今日は招待ありがとう！雷門は俺達にとっても特別さ！」
土「また皆でサッカーできるんだからなぁ。来ないわけには行かねえだろ！」
リ「もう！ダーリンてばいい男なっちゃって！♡逃した魚は大きいわ〜」
リカが一之瀬の腕に引っ付きそう言うと、彼はぎこちない笑顔で“ そ、それはどうも ”と返した。
風丸や鬼道達は綱海と吹雪達の元に行き話していた。
吹雪は2週間前に卒業式を終え、そして立向居は陽花戸中のキャプテン、木暮もまた同じくキャプテンに。
「せや、Aはどこにおるん？ウチちょっと話したい事あってんねんけど……」
リカがキョロキョロとしながらそう言うと皆は黙り込んでしまう。なんて伝えるかと皆が考える中、夏未が口を開いた。
「まだ、帰ってきてないわ」
「えっ！？」
「えっ、そんなわけっ！？」
「わー！一之瀬！！」
驚いた様に声を上げたリカと一ノ瀬。すると土門が慌てた様に一之瀬の背中を叩き、皆は二人に視線を向けた。
土門の慌て方や一之瀬がハッとして口元を抑えるのを見た円堂が首を傾げる。
「何か知ってるのか？」
一之瀬と土門は円堂からの質問にドキリとする。その他にも雷門イレブンだけでなく綱海達からの彼女に関する情報を知りたいと視線も刺さり、どうすると思考を巡らせた。
どうすればという一之瀬の視線に土門は目を背けたくなるほど。そしておもむろに口を開いた。
「えー……とな」
「＿＿＿＿＿＿＿＿あたし、1回だけAと会ったよ」
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ビジュ(プロフ) - 完結おめでとうございます。少し寂しい気もしますが、完結まで作品を追えたこと嬉しく思います！本当に主人公は幸せになったんだなぁと…！これからも檸檬堂さんの作品を拝読できることを楽しみにしています(◕ᴗ◕) (3月6日 22時) (
レス) id: 529a911b17 (このIDを非表示/違反報告)
ユカミナ(プロフ) - 完結おめでとうございます！新たなお話も出るということで楽しみにしてますね！主人公も、今作主人公と真逆の弱々ナヨナヨな男主人公とかどうでしょう？ (3月3日 23時) (レス) @page21 id: a4557d672b (このIDを非表示/違反報告)
望(プロフ) - はじめまして、望です。この作品いがいと面白かったです。出来れば、恋愛なしの女主人公で、お願いいたします。 (3月3日 22時) (レス) id: 4646d44007 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：檸檬堂 | 作成日時：2024年2月13日 4時
