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「 ＿＿＿就任してから1週間ほど経ちましたけど、1度も出陣や遠征に行った報告がないんですが。
そろそろ審神者としての仕事を始めてくれないと困るんです 」
『…すみません』
鍛刀が終わるまでと暇をしていたら政府からの連絡があり出てみればこれだ。
グチグチと小言を言われるのに適当に返していると部屋の襖が開いた。
そこから顔を見せたのは三日月で手に何かを持っていて。
彼に首を振ったり口パクで今取り込み中だと教えると、微笑んで頷いた。
よかった、伝わったと安心したつかの間、彼はそろりと部屋に入り込みキョロキョロとする。
え？何用？？理解したのでは？と何を考えてるか分からない三日月の動きに気を取られ、政府の人の話が疎かになる。
そして突然歩みをやめたと思えば私と顔を見合せて、それはとてもとてもいい笑顔を見せてくれた。
次の瞬間、彼はWiFiのコードを抜いたのだ。
それと同時にパソコンもおちる。え？なんで？
「あなや、手が滑ってしまった。申し訳ない」
『いや、いやいや、確実に今…いえ、なんでもないです。』
鋭い目を細めて笑う彼に言葉を飲み込み小さな声で「絶対わざとやったな」と声が漏れた。
政府になんて言い訳をするかと思えば、彼は突如スルリと自身の大事な刀を抜いてこちらに向けるのだ。
私もそれを見てはつい「あなや…」と彼と同じ言葉が出る。
これ、絶対、怒ってる…？と三日月を見上げ
『え？……まさかですけど…』
「そのまさかだ」
殺気立つ彼にヒュっと喉がなり、そして刀を振り下げられると同時に私は逃げた。
彼の攻撃により机は真っ二つ。
だが切りたかったはずの物がなく彼は私に笑みを向けて近寄る。
「なぜ逃げ」 『そりゃ、死にます』
「ほう…お主が死ぬのは困るな」
だったらその刀をしまってくれよと心の底から思う。
「大丈夫だ、お主は何もしなくていい」
『いや、物理的にあなたにもやられるかもですけど、政府に私がころされます』
「大丈夫だ」
いい子だからソレをそこに置け、と三日月は私に言うが私は首を振ってじりじりと近寄る彼から逃げる。
『ダメです、ほんとに。電源切るだけならまだしも、パソコンをぶっ壊すのは…』
「一瞬だ、お主に痛みはないぞ？」
そりゃね、私じゃないもの。
三日月の狙う政府のパソコンを私は死守して逃げ周り。
彼はにこにことしながらパソコンに刀を向けて追いかけるのだ。
死ぬ。
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こころ - 更新されてる？！有難う御座います…！！！！これからも待ってます！ (2023年1月22日 8時) (
レス) @page28 id: fa05d75225 (このIDを非表示/違反報告)
こころ - 更新まってます…！ (2022年10月29日 10時) (レス) @page25 id: fa05d75225 (このIDを非表示/違反報告)
やよ - 久しぶりに更新されてて飛んだ……らびゅ……← (2021年10月26日 19時) (レス) id: f3622d769a (このIDを非表示/違反報告)
やよ - すっげぇ好き……え、めっちゃ好き……え、えぇ好き……(語彙力)更新まってます！！ (2021年9月17日 15時) (レス) id: f3622d769a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：塩こんぶ | 作成日時：2021年9月12日 3時
